◇バンクーバー
カナダ女子代表 2-3 日本女子代表
[得点]
33分永里
58分オウンゴール(失点)
76分大儀見
92+2分シュミット
93+3分鮫島
[日本スタメン]
_______高瀬__菅沢______
_永里__阪口__田中__岩淵_
上尾野辺_熊谷_岩清水_有吉
_________福元_________
後半1分 岩淵、菅沢→大儀見、大野
後半23分 高瀬→宮間
後半28分 岩清水→川村
後半38分 永里→鮫島
後半43分 田中→宇津木
[カナダ代表]
__14__12__13__
__19__11__10__
24___3___2___7
______21______
21ラブ、7ウィルキンソン、2ズラー、3ブキャナン、24クオン、10フレミング、11スコット、19レオン、13シュミット、12シンクレア、14タンクレディ
※交代選手は省略
[得点状況]
33分 なでしこ先制
右コーナー上尾野辺のキックイン→カナダ13番ヘッドでクリア→リバウンド(ワンバウンド)をペナ前から、永里が左足ボレー→ゴール右上隅に決まるファインゴール。
後半11分 失点
左スローインからシンクレアがキープで2人引きつけゴール前出して、シュミットが左から入って来てシュート→阪口がヘッドでクリアに行くもコース変わり、ゴール左へ決まるオウンゴール。
後半31分 なでしこ勝ち越し
最後列阪口から右へ大きく出す→有吉が受けて前線へ展開→ペナルティエリア前DFのクリアミスで浮き上がったルーズボールを、大儀見が右足ボレー→左ポストに当たりながらもゴールイン
後半45+2分 失点
カナダキーパーからのゴールキック→ペナ前でシンクレアが後ろにすらしたボールを熊谷がカバーし切れず、ベーレンガーに拾われシュート→前に出て来た福元が弾いたルーズボールを、さらに左からシュミットに押し込まれ、ゴール前カバーの上尾野辺が足を伸ばすが防ぎ切れずゴールイン。
後半45+3分 なでしこ勝ち越し!
カナダのバックパスを、DFズラーから奪った鮫島が完全に抜け出し、ゴール前へ持ち込む→出て来たキーパーの右手側を抜く右足シュートをゴール左へ決め、劇的勝利!
それにしても人工芝ピッチの状態が悪く、所々ボールスピードが落ちるし、足を取られたプレーは何度も見受けられ(実際日本が同点にされた場面も)、かなり改善の余地がある様子でした。
菅沢選手、岩淵選手、岩清水選手が途中交代はピッチの影響から傷めたのか!?大事なく願います。
前回第1戦の開催地よりも、同じ人工芝ピッチでも苦戦はうかがえました。(カナダ代表も)
最後はバタバタした展開とはいえ、何はともあれ勝てたことは良かったですね。
カナダも若い選手との融合で、随所にいい連携も見えましたから、来年本番こそ今回の悔しさをバネにさらに挑んで来るでしょう。
なでしこは、岩淵、永里、田中ら、ドイツ組(田中は退団しましたが)が存在感を見せていたと思います。
なでしこの課題である、個のレベルアップという点では、良い成長を遂げているのではないでしょうか。やはり厳しい環境に身を置き、奮闘してきた成果が、今日の永里選手のゴールに結びついたのかもしれません。
来年3月アルガルベカップ前の代表召集では、今度は国内組からも期待したいですねー