FIFAランキング2位
◆ワールドカップ:
6大会回連続出場 (1991~)
優勝 / 2003年、2007年
準優勝 / 1995年
◆オリンピック:
4回出場 (1996~)
3位 / 2000年、2004年、2008年 (2012年ロンドン五輪は出場できず)
◆欧州女子選手権(UEFA women's UERO):
9回出場
優勝 / 1989、1991、1995、1997、2001、2005、2009、2013年
◆アルガルヴェカップ:
9回出場
優勝/ 2006年、2012年
準優勝/ 2005年、2010年、2012年
【 ドイツ代表メンバー 】
★の選手は2011年ドイツW杯でも登録されていた選手
☆の選手は2012年U-20W杯(日本)で登録されていた選手
◆GKの平均身長ードイツ: 176cm/日本: 174cm
◆DFの平均身長ードイツ: 170.8cm/日本: 164.1cm
◆MFの平均身長ードイツ: 171.6cm/日本: 162.2cm
◆FWの平均身長ードイツ: 173cm/日本: 160.7cm
◆平均身長ードイツ: 172.1cm/日本: 164.1cm
◆平均年齢ードイツ: 24.04才/日本: 26.3才
【2011年7月ドイツW杯準々決勝・日本に敗戦後、現在までの国際試合戦績】
2012年: 10勝3分け/アルガルヴェカップ優勝
2013年: 14勝4分2敗/欧州女子選手権(EURO2013)優勝
2013年度女子バロンドールにGKアンゲラーが受賞。
2014年: アルガルヴェカップ
vsアイスランド 5-0 (得点)マロジャン2、シャジッチ、ゲースリンク、ポップ
vs中国 1-0 (得点)ミッターグ
vsノルウェー 3-1 (得点)ラウデア、ミッターグ、マロジャン
※現在公式戦11連勝中【日本女子代表との対戦歴】
*1995年6月5日
ドイツ 1-0 日本 (W杯スウェーデン グループ予選 / スウェーデン・カールスッド)
*1996年7月21日
ドイツ 3-2 日本 (アトランタ五輪グループ予選 / アメリカ・バーミンガム)
*2001年9月8日
ドイツ 1-0 日本 (U.S.Cup / アメリカ・オークブルック)
*2003年9月24日
ドイツ 3-0 日本 (W杯アメリカ グループ予選 / アメリカ・コロンバス)
*2006年11月23日
ドイツ 6-3 日本 (日本代表ドイツ遠征 / カールスルーエ)
*2007年9月17日
ドイツ 2-0 日本 (W杯中国 グループ予選 / 瀋陽)
*2008年8月21日
ドイツ 2-0 日本 (北京五輪 3位決定戦 / 北京)
*2009年7月29日
ドイツ 0-0 日本 (日本代表ドイツ遠征 / マンハイム)
*2011年7月9日
日本 1-0 ドイツ (W杯ドイツ 準々決勝 / ヴォルフスブルク)
*2012年3月7日
ドイツ 4-3 日本 (アルガルヴェカップ決勝 / ファロ )
*2013年3月8日
ドイツ 2-1 日本 (アルガルヴェカップ・グループA / パーシャル )
*2013年6月29日
ドイツ 4-2 日本 (欧州遠征 / ミュンヘン・アリアンツアレーナ)
ー通算成績/ドイツ10勝1分け1敗ー
【vs日本・過去4戦:ドイツのフォーメーション】
※ドイツの選手のカタカナ表記が曖昧なのはご容赦くださいませ。-
◆[2011年7月9日 W杯準々決勝 @ウォルフスブルク 26067人]
日本 1-0 ドイツ (得点/108分丸山)
8分クーリッヒ→シュミット、65分ブレソニク→ゲースリンク、102分グリングス→ポップ
(日本女子代表)
※永里 安藤
宮間 大野
阪口 澤
鮫島 熊谷 岩清水 近賀
海堀
|
(※いまは大儀見)
46分永里→丸山、66分大野→岩渕→116分宇津木
◆[2012年3月7日 アルガルヴェカップ決勝 ]
日本 3-4 ドイツ
(得点/20分マロジャン:22分エムバビ:35分川澄、55分明日菜、88分エムバビ(PK)、90分大儀見、90+1分:エムバビ)
46分マロジャン→ポップ、56分ゲースリンク→バルトゥジアク、63分ミッターグ→フート
(日本女子代表)
大儀見 安藤
川澄 大野
阪口 宮間
鮫島 宇津木 岩清水 有吉
海堀
|
46分鮫島→近賀、安藤→田中明日菜、岩清水→熊谷
90+1分田中明日菜→高瀬、90+2分大野→木龍
◆[2013年3月8日 アルガルヴェカップ・グループリーグ]
日本 1-2 ドイツ
(得点/7分ファイスト、18分田中美南、54分マロジャン)
後半01分: ケスラー→MF17オデブレクト
後半25分: ムバビ→FW9ポップ
後半28分: ミッターグ→DF29ケルショフスキ
後半37分: ファイスト→MF18フート
(日本女子代表)
大儀見 田中美
川澄 高瀬
宇津木 田中明
鮫島 熊谷 岩清水 有吉
海堀
|
46分: 田中明日菜→田中陽子
◆[2014年6月29日 国際親善試合 @アリアンツアレーナ 46104人]
日本 2-4ドイツ
(得点/17分マイヤー、40分大野、46分エムバビ、60分大儀見、87分エムバビ、90分ラウデア)
46分クラマー→へニング、61分ロッツェン→バイラマイ、ミッターグ→ロイポルツ、78分ケスラー→ダーブリッツ、89分マイヤー→フート
(日本女子代表)
大儀見 大野
川澄 安藤
阪口 宮間
明日菜 熊谷 岩清水 有吉
福元
|
71分大野→丸山、75分明日菜→宇津木、88分安藤→岩渕、阪口→上尾野辺
※ムバビ、エムバビ→いまはシャジッチ
※バイラマイ→いまはアルーシ
【対日本、過去3戦の得点ランキング】
5点ーシャジッチ
2点ーマロジャン
1点ーマイヤー、ファイスト、ラウデア
【要注意の選手】
)
FW Célia Šašić選手(セリア・シャジッチ)
(13番/25才/フランクフルト)
現在ドイツNo.1FWとして、もっとも充実したプレーぶりを発揮している。クラブ・代表とゴールを量産している万能型ストライカー。今季女子ブンデスリーガでは15得点と、2位の9得点(ミュラー/ウォルフスブルク)を大きく引き離して独走中。(代表では、昨年3月のアルガルヴェ後、1年間17試合で14ゴール)
主に1トップのセンターFWとして、前線で受けてから自在に動けるフィジカルの強さ、裏へ抜け出る抜群の動き出し・スピードから、ゴールを陥れる。
自身のゴールに貪欲なだけではなく、ゴール前での連携良いパス交換から、ラストパスを繰り出せるアシストにも秀でている。また守備時には、前線からのチェイシングを怠らず、チームプレイをしっかりこなす成長も見せている。
日本も、何度も痛い目に合わされているだけに、シャジッチ選手をいかに抑えるかは、守備時の最大のポイントといえるでしょうかー
FW Dzsenifer Marozsan選手(ジェニファー・マロジャン)
(10番/21才/フランクフルト)
ここ1、2年で急成長を遂げたドイツの若き司令塔であり。代表でもクラブでも主にトップ下から攻撃の中枢を担う。自らの得点力も高く、代表ではゴールを量産中。(昨年のアルガルヴェ後、18試合11得点)
足元がひじょうに巧みで優れたボールキープから、ゴールチャンスをもたらすスルーパスを繰り出し、またサイドをうまく引き出す展開力が攻撃に厚みを加える。これまでのドイツにうかがえなかった繊細なパスセンスが、緻密に連動する攻撃スタイルへと、ドイツを変貌させたと言っても過言ではありません。
セットプレイ時のキックの精度は高く、得意とするFK・ミドルシュートはコースを突く決定力あり、大きな武器。守備時の先見した動き出しによるインターセプトも巧い。
フランクフルトでも代表でも攻撃の起点であり、またシャジッチ選手との強力なホットラインを形成している。マロジャン選手の出所をしっかり抑えることも、大きなポイントになりそうですー
MF Lena Goessling選手(レナ・ゲースリンク)
(20番/28才/ウォルフスブルク)
MF Nadine Keßler選手(ナディネ・ケスラー)
(8番/25才/ウォルフスブルク)
昨年、欧州女子チャンピオンズリーグ、ドイツ女子ブンデスリーグ、ドイツ女子杯の三冠を達成した、ウォルフスブルクの中盤の要。EUR02013優勝時のドイツ代表でも、決勝トーナメントは不動のボランチとして活躍。
ひじょうに息の合ったコンビネーションで前後左右に連動し、相手の出先を食い止め、球際では一歩先に入り込んだボール奪取がうまい。守→攻への切り替えが素早く、1タッチで繋いで、ゴール前へ攻め上がる攻撃参加を得意とする。
日本は、躊躇なくスペースをつくりながら速い展開で繋いでいくことが求められる。逆にドイツのビルドアップ時に、この中盤に入れて来るところを、どれだけプレスを仕掛けていけるのか。互いの中盤での攻防は見どころになりそう。
バイタルを空けると、両選手ともに積極的に精度あるシュートを狙ってくるので注意。
MFAnja Mittag選手(アンニャ・ミッターグ)
(11番/28才/FC Rosengård)
ドイツ女子ブンデスリーガの強豪Turibine Potsdam(ポツダム)のストライカーとして活躍し、2002年入団以降、数々の栄冠を手にする。(5度のリーグ優勝、2度の欧州制覇)
2012年から、スウェーデンのFC Rosengårdへ移籍。
移籍前のポツダムでは、ミッターグ、永里(大儀見)、アノンマの強力アタッカー陣が他チームを席巻。
両サイドから持ち上がり、DFを交わして切り込むチャンスメイクを主武器に、自らの決定力に加え、ゴール前の決定機を生み出すアシストにも優れている。
今大会の日本のサイドがウィークポイントと見られるなら、このミッターグ選手とラウデア選手(フランクフルト)を対峙させ、積極的に攻勢を仕掛けてくるでしょうか。サイドでの駆け引きも注目ポイントです。
さて、いよいよキッ木オフが迫っています。楽しみな一戦ですね。 日本は過去3戦とも早い時間に先制され、その後敗戦へと繋がっています。まず同じ轍を踏まないことが大事です。 ドイツは、おそらく今回も、序盤から積極的に前に出て来て攻勢を仕掛け、ゲームを支配しようと意気込んでくるでしょうか。 日本は凌ぐ時間が多くなるでしょうが、そこは百戦錬磨のメンバーが今回は揃っていますので、徐々に自分たちのペースに持ち込み、チャンスを活かして得点につなげたいところ。 ただやはりドイツは粘り強いので、後半勝負になっていくでしょうか。 日本は今大会、澤選手の交代頃が危険な時間帯でもあり、その後の大きなポイントにもなっているので、どんな手を打って来るのか注目です。 最後まで凄絶な試合になりそうです。どの選手も怪我だけは無いように願います。 前半さえ凌いでいければ、勝機はじゅうぶんにあると思われます。 優勝したいですね! 引き続き、安藤梢選手の活躍を期待しながらー