こんなものを作ってみました。
なでしこリーグの選手たちが、現在のチームに入る前の所属先を分類し一覧にしてみました。(2012年12月15日現在、各チームのオフシャルで登録されている選手を対象)
①在籍しているチームの「ユース」出身、②「高校」・③「大学」からの入団、④「他クラブ」からの移籍、⑤「他なし」は前所属チームの履歴が無く、現在在籍しているチームから所属のある選手のことです。
各クラブに登録されている選手の内、5つの出身系列ごとに、どのくらいの比率を占めているのかを算出してみました。
総計の%は、全登録選手242人の内からの比率を表しています。
**私なりの基準を設けて作成しましたので、説明しておきます**
▼高校、大学出身の選手の中には、常盤木や吉備国大などチャレンジリーグに所属している学校で、リーグ戦出場経験のある選手もいますが、他のリーグ登録のない学校と一律に、「高校」「大学」からの入団選手としてまとめています。
▼前所属先が海外の大学の選手も、「大学」にまとめています。
例外として、INAC神戸のチソヨン選手の場合、韓国の大学出身(漢陽女子大)になっていますが、外国籍選手として分類しています。
▼「他クラブ」から移籍してきた選手について、その内訳として「U18ク」と「外国籍」にさらに細分してみました。
「U18クと」は、UNDER18クラブの略で、前所属先クラブで18歳以下の高校年代まで在籍し、現在のチームに入団した選手を対象にしています。
JFA福島アカデミー出身の選手は、この対象として分類しています。
FC VITORIA(大阪)からINAC神戸に入団した中島選手や、レッズレディースユースから新潟に入団した山崎選手なども同類にしました。
例外として、福岡アンクラスからレッズレディースに入団した猶本選手は、高校年代ですでにトップリーグで出場経験が豊富でしたので、U18クには入れず、他クラブからの移籍のみにしました。
▼「外国籍」は外国人選手のことです。
▼「他なし」ですが、千葉の清水選手と福岡の内堀選手、花田選手、川村選手に前所属の履歴がなく、その対象としております。
各系列のトップ項目には、オレンジ色をつけておきました。
こうしてみると、あらためてベレーザのユース出身者(メニーナ)の多さや、新潟は大学出身者が多いこと、伊賀は他クラブからの移籍選手で即戦力を求めて来た?など、いろいろ考察できるかなと思えたりします。
浦和は高校出身選手がいちばんなんですねー
さらに総計から、なでしこリーグ全選手を対象とした前所属の構成比を、円グラフにしました。
他クラブからの移籍選手は、上記の表とは異なり、「他クラブ」も「他U18クラブ」「外国人選手」と同等に分類しておきました。
他クラブからの移籍といっても、元は高校、大学出の選手もいるわけで、また違った分類分けになりますし、前所属がクラブチームになっている選手ひとりひとりの履歴を追跡しなくてはならないので、途方もない作業になるはず。やめておきますよ(^_^;)