
フランス
FIFAランキング6位
◆ワールドカップ; 2回出場 (2003年、2011年)
2011年/ 4位
◆オリンピック; 2012年ロンドンが初出場
◆UEFA欧州女子選手権; 4回出場(1997年から2009年まで4大会連続出場)
ベスト8 / 1997,2001、2005、2009年
※非公式大会では、1978年世界選手権で優勝
◆日本女子代表 vs フランス女子代表の過去の対戦成績
日本の2勝3敗
【予想スタメン】
【 2011年W杯後、現在までの国際試合戦績 】
◆UEFA女子選手権(2013スウェーデン)予選
2011年9月15日
vs イスラエル 5-0
9月23日
vs アイルランド 3-1
10月23日
vs ウェールズ 4-1
10月27日
vsイスラエル 5-0
2012年4月1日
vs スコットランド 2-0
2012年4月5日
vs ウェールズ 4-0
※フランスは現在6勝0敗でグループ4の1位
◆キプロスカップ
2012年2月28日
vs スイス 3-0
3月2日
vs フィンランド 2-1
3月5日
vs イングランド 3-0
3月7日
vs カナダ 2-0
【キプロスカップ・最終順位】
1st: フランス
2nd: カナダ
3rd: イタリア
4th: イングランド
5th: 韓国
6th: フィンランド
7th: オランダ
8th: ニュージーランド
9th: スコットランド
10th: 南アフリカ
11th: スイス
12th: 北アイルランド
※フランスは大会初優勝
◆親善試合
2012年2月28日
vs オランダ 2-1
7月5日
vs ルーマニア 6-0
7月12日
vs ロシア 3-0
7月20日
vs 日本 2-0
FW #11デリ選手 FW #12 トミ選手
共にフランスのエリートアカデミーである、Clairefontaine(クレイルフォンテーヌ)出身。
優れた身体能力に恵まれたウィンガー&アタッカー。
速攻時に突破する走力、ゴール前でDFを交わしてシュートに至る素早さ、柔軟なバネのある身のこなし、キック力、いずれも図抜けた能力を誇り、フランスの得点源として近頃さらに精度を増している。
デリ選手は、2009年から代表入り、44試合38得点。
トミ選手は、2005年から代表入り、77試合25得点。
※クレイルフォンテーヌは、男子では、アネルカ、サハ、ギャラス、アンリといった選手を輩出している。
DF #2 ルナール選手
人並みはずれた長身を活かしたプレーぶりは、フランスDFの要として君臨し、セットプレイ時の得点源としても活躍。
相手FWとの1対1の勝負では、フィジカルの強さだけではなく、長い足のリーチを活かして攻撃を食い止める。
FKやCK時、相手DFがわかっていて警戒しても、頭ひとつ以上違う高さからヘッドを合わせる。ゴール前のリバウンドを押し込む強引さも脅威。
2011年から代表入り、27試合6得点。
DF #8 ボンパストル選手
突貫娘。サイドでの攻防の強さは世界トップレベル。
ひじょうに気性が激しく、対峙した相手に食らい付き、マイボール奪取に貪欲さをみせる。しばしばやり合うこともあり。
サイドを上がるスピードの速さ、そして精度の良いゴール前へのキック力が大きな武器。
隙あれば、遠目からでも鋭いミドルを放つ。
MF #14 ネシブ選手
フランスの指令塔として、的確な攻撃の手段を瞬時にこなせるテクニックを有する。
視野の広いパスワークをみせ、とくに相手DFの裏を狙ったパスは決定機を演出する。
ボールテクニックに優れ、相手に囲まれても崩れないキープから、狭いスペースの間を通すパス出しがチャンスをつくる。
ゴール前に迫り、コースを突いたシュートを積極的に狙ってくる。
この選手を目立たせないことが、勝利への条件ともいえる。
デリ、トミ選手と同じく、クレイルフォンテーヌ出身。
2005年から代表入り、84試合16得点。
フランスのFK・CK時のキッカーとして、精度の良いボールを供給しゴールチャンスをつくる。
とくにCK時のゴールへ入って来るボールには要注意。
フィジカルのあるルナールやジョルジュの頭に合わせ、また跳ね返した後でも、ゴール前で押し込もうとする波状攻撃を狙っているので要警戒。
もともとはセンターバックもこなす、中盤で身体を張るフィジカルのひじょうに強い選手。
1997年代表入り、180試合17得点。
※写真は、一昨年スベラン選手がフランス代表のキャップ数143試合の新記録を達成したときにのものです。
隣に写るのは、フランス代表の不動のセンターバックとしてW杯優勝、EURO2000優勝に貢献し活躍してきたリリアン・テュラム氏です。
テュラム氏は、自身が記録ホルダーだった142試合の代表試合数を抜いたスベラン選手を、祝福に訪れていました。
~エルゴラより~
フランスは、昨年のW杯もそうだったが、大会が進むにつれコンディションが落ちていく印象がある。
前からプレスをかけに行った際、ボランチの背後を空けがちになるのも、攻略の糸口になるだろう。
攻守の切り替えで先手を取り続けるのは、簡単なことではないが、先に足が止まるのはフランスのほうだろう。
(江橋よしのり氏)
~フランスは、セットプレイに強く得点源になっていますが、逆に相手コーナーキックからの失点も、W杯時に目立ちオリンピックでもアメリカ・スウェーデンに喫しました。
宮間選手が変化をつけて、ニアかファーへ入るターゲットを狙ったりしたら面白そうです。
また宮間選手には、フランスのDFとGKの間へ、大野選手の抜け出しを狙ったロングフィードをぜひ見せてもらいたいです!
引いてコンパクトに構えるフランスの守備は強固ですが、縦パス1本で意外とあっさり裏を突かれて失点しているケースが何度かうかがえます。
大儀見選手に当てること以外に、裏のスペースを突く狙いをぜひ、敢行してもらいたいです。
守る、耐える時間は、今回も多くなりそうです。
でも、最後まで粘って凌ぎ、ついに力尽きるフランスを見てみたいです!