FIFAランキング61位
◆オリンピック:初出場
◆ワールドカップ:出場なし
◆アフリカ女子選手権(チャンピオンシップ)
・準優勝 / 1995年、2000年、2008年
【オリンピック代表メンバー】
※(USA)はアメリカの大学、(RUS)はロシアのクラブチーム
*平均年齢 24才
*平均身長 164.5cm(日本:162.9cm)
・DF平均身長 164.6cm(日本FW:161.3cm)
・MF平均身長 162.1cm(日本MF:161.6cm)
・FW平均身長 163cm(日本DF:164.2cm)
【2011年以降、現在までの国際試合戦績】
◆ロンドンオリンピック・アフリカ予選
【2ndラウンド】(から出場)
*2011年1月15日
vs ザンビア 2-1 ○
*1月29日
vs ザンビア 3-0 ○
【3rdラウンド】
*2011年4月1~3日
vs チュニジア 1-0 ○
*4月15~17日
vs チュニジア 0-1 ●
※南アフリカ (PK6-5)チュニジア
【ファイナルラウンド】
*2011年8月27日
vs エチオピア 3-0 ○
*2011年9月11日or10月22日
vs エチオピア 1-1 △
※ファイナルラウンドで、エチオピアに勝った南アフリカと、ナイジェリアに勝ったカメルーンが、オリンピック出場権を獲得。
◆2011 All-Africa Games
【グループリーグ】
*2011年8月27日
vs エチオピア 3-0 ○
*9月5日
vs ジンバブエ 4-1 ○
*9月8日
vs タンザニア 2-2 △
*9月11日
vs ガーナ 2-2 △
【準決勝】
*9月13日
vs カメルーン 0-2 ●
【3位決定戦】
*9月16日
vs アルジェリア 0-3 ●
◆キプロス・カップ
*2012年2月28日
vs 韓国 1-2 ●
*3月2日
vs ニュージーランド 0-0 △
*3月4日
vs 北アイルランド 2-0 ○
*3月6日
vs スコットランド 0-2 ●
※南アフリカは大会10位
【キプロスカップ・最終順位】
1st: フランス
2nd: カナダ
3rd: イタリア
4th: イングランド
5th: 韓国
6th: フィンランド
7th: オランダ
8th: ニュージーランド
9th: スコットランド
10th: 南アフリカ
11th: スイス
12th: 北アイルランド
◆アフリカ女子チャンピオンシップ
*2012年5月26日
vs ザンビア 4-1 ○
*6月16日
vs ザンビア 2-1 ○
◆親善試合
*2011年12月22日
vs ジンバブエ 0-2 ●
*2012年3月21日
vs ガーナ 1-1 △(PK5-4勝ち)
*5月20日
vs タンザニア 5-2 ○
*6月4日
vs ナイジェリア 1-1 △
*6月24日
vs ナイジェリア 0-0 △
【チームの経歴】
初の国際試合が1993年というサッカー新興国。2010年にU-17女子W杯に参加したが、今回のロンドンオリンピックが、A代表として初の世界大会。
経済発展にともない、重化学工業企業が業績を伸ばして女子代表のスポンサーに付き、近年その実力を向上させている。アフリカ選手権では、2008年に準優勝、2010年には3位となり、着実に力を伸ばしてきている。
昨年9月に五輪出場権を得ると、2月には強化のためにブラジル合宿を行い、さらに2月末~3月には、強豪が集うキプロスカップにも参加。韓国と接戦、ニュージーランドには引き分ける善戦をみせ、参加12チーム中10位の成績。
代表の愛称は、”女の子”を意味する「バニャナ・バニャナ(Banyana Banyana)」
【注目の選手】
FW #16 ニャンデニ選手
2007年から代表に選出、攻撃的MF、FW。 (代表93試合7得点=wikipedia)
2011年より、モスクワ郊外にあるロシア女子サッカーリーグ(Supreme Division)のロシヤンカ(Rossiyanka)に所属。
リーグ戦全28試合中21試合に出場、6ゴール。(7試合先発、14試合途中出場、872分出場)
チームは2011-2012シーズン・リーグ優勝。
2011-2012 女子チャンピオンズリーグ準々決勝(2012年3月)では、大儀見選手が所属するポツダム(ドイツ)と対戦。
2試合合計0-5で敗れる。(1st leg途中出場、2nd leg先発出場。大儀見選手は1st legで2ゴールの活躍)
身体能力の高い俊敏な動きをみせる攻撃の中心的存在。
FW #11 マトロー選手
快足で鋭いカウンターの担い手となる選手。代表通算45試合40得点のストライカー。
DF #5 ファン バイク選手
2010年のアフリカ最優秀選手。激しい守備でチームを鼓舞する。
*南アフリカ5ー2タンザニア戦動画; 2012年5月20日
【南アフリカ戦にむけて】
(Soocer Kingの記事より: http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120731-00000316-soccerk-socc )
佐々木監督「多少、人選を代えて新たな選手を使い、層を厚くして戦いたい」と4人から5人程度の ターンオーバーを行うことを示唆。疲労やリフレッシュが必要なMF澤穂希、DF岩清水梓、MF川澄奈穂美、FW大儀見優季あたりはベンチスタートとなりそうで、代わりにDF矢野喬子、MF田中明日菜、FW安藤梢、FW岩渕真奈の先発起用が濃厚。
主力選手と遜色ない働きができることを証明したいサブ組にとっては、またとないアピールの場となる。
6月のスウェーデン招待のアメリカ戦で持ち味を発揮 できなかった矢野は、「あの試合は今までにないくらいのショックな試合で、今も心の中に残っている。ピッチのミスはピッチでしか返せないので、試合に出る ことになったら100パーセント以上の力でやりたい」と高いモチベーションを見せている。
また、スウェーデン戦の途中出場でオリンピック初出場となった岩渕は、「アフリカ勢はU-20ワールドカップでナイジェリアとやって(負けた)嫌なイメージがあるけど、どういう状況でも明日は自分たちのサッカーをやり たい」と意気込んだ。
決勝トーナメントを見据えて確かめておきたい部分は守備時の対応。
過去2試合では、カナダのシンクレア、スウェーデンのシェリンと両国のエースをほぼ完全に抑えきった。
圧倒的なボール支配率から高いDFラインを取れたことで、ゴールに近いところでプレーをさせなかったことが大きな要因となり、南アフリカ戦でも展開自体は変わらないと見られる。
ただ、シンクレアとシェリンが体格面の強さを押し出そうとしてきたことに対し、スピードに優れる南アフリカはDFラインの裏を狙ってくる攻撃を仕掛けてくる予想もあり、過去2試合とは異なった対応が求められるだろう。
決勝トーナメントで対戦することになる国々には屈強な体格に速さを加えた選手が揃うだけに、グループリーグでスピードに特長を持つ国と相対しておくことはプラスに働くだろう。
グループリーグ突破が決まったことで、南アフリカ戦では試合を前にして主力選手のリフレッシュや出場機会のなかった選手たちのモチベーションを活性させることができるなど、多くのメリットが得られた。残すはもちろん、決勝トーナメントに向けて勢いを更に加速させる戦いぶりを見せることである。
~2位通過が有利なことはいろいろ取り沙汰されてはいます。もちろん有利な条件が揃っているは2位通過かもしれませんが、でも戦うからにはベストを尽くすことが求められるのがオリンピックでもあります。
今日こそ、安藤ゴールに期待します!!