新宿周辺から直帰となり、思いがけない幸運ー
幡ヶ谷から20分かからず、来ちゃいました♪キックオフ直前。
展開を踏まえた最適のチャントを選択するコールリードと、常に腹の底にまで染み渡る太鼓だからこそ、
なでしこのゴール裏へ行くのだ。
期待どおり、淀みなく、応援コールが、次から次へと紡ぎ出されて行く。
W杯優勝を勝ち得ってきた後押しだからこそ、信頼も厚い。
両サイドの裏を狙った攻め上がりが効果的な、なでしこジャパン。
上から俯瞰してみると、両サイドを大きく使った展開力の精度の良さが、よく判ります。
特に宮間選手の、サイドの裏を狙ったタイミングのよい飛び出しを引き出す縦パスとクロスボールの精度は秀逸。コーナーキックでは、大儀見選手、岩清水選手のゴールチャンスをピンポイントで合わせましたね。
後半からセンターバックに入ったDF矢野選手が、度々サイドへ距離のあるパスを出す。これはふだんのリーグ戦では、あまり見られないこと。
相手のプレッシャーを受けても、しっかりと受け手へ供給できるのは、あらためて矢野選手のクオリティの高さがうかがえ、レッズレディースでも活用しておくれ・・と思わずにいられなくなる。(悲
サイドの前に素早いタイミングで出そうとするパスが、度々失敗に終わりタッチを割る。まだ連携不足!?
でも、ナイストライだと思う。しっかりと受けて持ち上がれば、大きなチャンスとなる紙一重なのだから。
川澄が、すばらしい!
川澄選手の、左MFが好きだ。
代表になると、なでしこリーグのときよりも魅了されるのは、普段はきっと良く見ようとしていないのかもしれません。(愛するチームがあるからゆえ…笑)
リーグでは、低調を囁かれていても、実は守備面においては、大きな貢献を果たしているのを気づいている方はいるでしょうか?
鮫島選手が間断なく上がることができるのも、バックアップに信頼がおけるからでしょう。(世界一美しい左サイドですねぇ)
アメリカのサイドと対峙しても、しっかり対応できる川澄選手が、マチルダス(オーストラリアの俗称)相手に不利を取られる事は無いのだ。(たぶん、無かったですよね…)
ペナルティエリア奥へ切り込み侵入し、自らがシュートを決めようという意欲にあふれている。これは正直、安藤選手とは違う積極性に感じられました。
前半37分頃、宮間選手の右からのクロスに、ゴール前ニアでフリーの安藤選手が合わせる!ああっ・・しかし、ボールはゴール前を横断し左外へと外れてしまう。決めて欲しかったー
前半15分と40分過ぎにパスミスに絡み、いずれもオーストラリアのカウンターを受けるピンチの起点となってしまったことも、否めません。
2トップを組んだ大儀見選手の充実ぶりが目立っていただけに、オリンピック本番では奮起してもらはなければなりません。
フォルツァ、安藤梢!!
いよいよオリンピックへと、旅立ちます。
期待通りに、叶う活躍を、願わずにいられません。
4年前の壮行試合と同じく、女子だけ見ての帰宅。
レッズの選手のいないU-23は・・・というより、今朝も早いので、ね。(^_^;)
帰りの大江戸線に乗る観戦帰りの方、意外と多かったなあ。
4年前は入場ゲートで、アルゼンチン戦がこれからという時に、帰る出口も用意されておらず、係員に怪訝な表情されたけど。(そのあと大雨でしたねー)