永里優季選手が所属するドイツ・ポツダム(Turbine Potsdam)は
5月28日女子ブンデスリーガ最終節・第22節でライプチヒと対戦。
ポツダムが8-0で勝利し、リーグ優勝を決めました。
ポツダムは通算6度目のリーグ優勝。
2008-2009年から2011-2012年の今シーズンまで続く
4連覇を達成。
リーグ4連覇は、2001-02年から2002-03年シーズンまで
1FFCフランクフルトが達成した3連覇を抜いて新記録となりました。
永里選手はFWとして先発からフル出場。
優勝へ導く先制ゴールから、さらにチーム5点目6点目とゴールを決め
ハットトリックを達成!優勝に華を添えました。
1stFFC Turbine Potsdam 8-0 Lokomotive Leipzig
◆5月28日/ 現地14時キックオフ(日本時間21時)
◆試合会場/ Karl-Liebknecht-Stadion (Potsdam)
◆観客/ 6460人
得点:
1-0 19分 Nagasato
2-0 36分 Gorasson
3-0 39分 Anonma
4-0 56分 Anonma
5-0 65分 Nagasato
6-0 71分 Nagasato
7-0 86分 Vidarsdottir
8-0 88分 IKerschowski
2位ヴォルフスブルクと勝ち点1差(53と52)で最終節を迎えたポツダム。
勝てば優勝のかかる試合となり、リーグ最下位のライプチヒとの対戦となりました。
実力的に断然上回るポツダムは、前半19分にFWアノンマ選手が、右サイドからゴール前へ入れたグラウンダーのクロスを、永里選手が合わせて先制。
その後も着実に追加点を重ねるポツダム。永里選手は後半20分、右からゴール前に入って来てパスを受けると、中へ切り返してGKとDFをかわしシュート→左隅へゴール。
さらに後半26分には、左からのスルーパスにゴール前で追い付き、GKを左にかわしながら無人のゴールへシュートを決め、ハットトリックを達成。
永里選手の活躍により、8-0と圧勝したポツダムが、ホームでリーグ優勝を決めました。
ポツダムは、2位ウォルフルブルクが連勝を重ね追い上げられはしましたが、最終節までを6連勝と乗り切り、首位を明け渡すことなく逃げ切りました。
攻撃の要としてチームを牽引した永里選手。
今季12ゴールは、昨季の10ゴール越えてドイツでのキャリアハイとなり、またゴールだけではない攻撃の起点としての活躍が目立ちました。
ドイツ移籍から進化を遂げ続け、今やチームの顔として君臨し、ドイツでは広く認知される存在となりました。
あくなき向上心を抱き、心身ともに充実を感じさせる永里選手が、今後もどれだけの功績を残していくでしょうか。まだまだ成長の余地をじゅうぶんに感じさせます。
リーグ4連覇、永里選手が入団してからは3連覇の貢献、
優勝おめでとうございます!
安藤梢選手が所属するドイツ・デュースブルク(FCR2001 Duisbrug)と
熊谷紗希選手が所属するドイツ・フランクフルト(1FFC Frankfurt)は、
5月28日女子ブンデスリーガ最終節・第22節で対戦。
フランクフルトが5-3で勝利しました。
熊谷選手も先発から守備的MFとしてフル出場
先制ゴールを決めたそうです。
〔女子ブンデスリーガ 第22節〕
1stFFC Frankfurt 5-3 FCR 2001Duisburg
◆5月28日/ 現地14時キックオフ(日本時間21時)
◆試合会場/ Stadion am Brentanobad (Frankfurt)
◆観客/ 3420人
得点:
1-0 2分 Kumagai
1-1 18分 Islacker
1-2 20分 Cengiz
2-2 56分 Garefrekes
2-3 61分 Islacker
3-3 66分 Behringer
4-3 80分 Marozsan
5-3 83分 Cmogorcevic
フランクフルトがデュイスブルクに勝利し、3位と4位が入れ替わりました。
1位ポツダムと2位ヴォルフスブルクが、来季の欧州チャンピオンズリーグの出場権を獲得しました。
女子ブンデスリーガ2011-12年シーズンが終了しました。
安藤選手がケガで離脱していましたが、最後の2戦で復帰を果たし、ドイツ在籍の3選手ともに健在で、これからのオリンピックへ向けての準備が始まります。
今季もじゅうぶんな活躍を見せた日本人選手たち、お疲れ様でしたー