昨日のなでしこリーグ、INAC神戸ー伊賀FC戦で負傷退場したFW京川舞選手、今季の出場を見送らざるをえないほどの重傷である診断結果となりました。
◆左内側側副靱帯および内側半月板損傷、前十字靱帯断裂
◆全治 最低6ヶ月はかかる見込み
オリンピック出場をめざす若手の有力選手として、またはU-20世界選手権でのエースFWとしても活躍を期待されていただけに、日本代表にとっては大きな損失となりました。
今夏日本開催のU-20選手権に出場なら、世界を席巻するストライカーとして優勝へ導き、国内外に大きな注目を集める選手になると期待していただけに、とても残念です。
6月3日のINACー浦和戦での対戦も楽しみにしていました。
本人がもっともショックでしょうけど、周囲に惑わされずじっくりと焦らず回復に努め、万全な姿でまたピッチに戻って来ることを願いたいです。
~それにしても、膝の故障で長期離脱する選手が後を絶たないですね。
主な女子選手の負傷状況を列記してみました。
◆2012年4月13日練習中負傷
菅澤優衣香選手(アルビレックス新潟レディース)
左ひざ前十字じん帯損傷 全治 約6カ月の見込み
◆3月20日の練習試合中負傷
小原由梨愛選手(アルビレックス新潟レディース)
右ひざ前十字じん帯損傷 全治約6カ月の見込み
◆4月22日大阪高槻戦で負傷
大石沙弥香選手(アルビレックス新潟レディース)
左ひざ前十字じん帯損傷 全治約6カ月の見込み
◆2月23日練習中負傷
田原のぞみ選手(ベガルタ仙台レディース)
右膝前十字靭帯断裂 全治約6カ月の見込み
◆2011年9月11日 五輪アジア最終予選中国戦負傷
丸山 佳里奈選手(スペランツァ大阪高槻)
右膝前十字靭帯損傷 全治6カ月見込み(→復帰)
◆2011年9月中旬
安藤梢選手(FCR2001デュースブルク)
左膝半月版損傷
※現在3試合欠場し、膝のリハビリ中
◆2011年8月
清水由香選手(ジェフ千葉・市原)
前十字靭帯断裂
※長期療養とリハビリを経て、2012年4月21日のリーグ戦浦和戦で復帰。
その他、浦和レッズレディースなら診断名は明らかになってはいませんが、DF齋藤あかね選手、坂本理保選手、MF藤田のぞみ選手といった選手たちも昨年来、足の負傷から長期離脱が続いています。
サッカー選手にとって足・膝の故障は、じゅうぶんケアしていても避けられないものでしょうけど、これ以上長期に渡って戦列を離れる選手が出ないように祈りたいですが。
リーグ戦はこれから上位対決が続き、その後は代表の最終選考を兼ねた海外遠征へと続きます。
持てる力を存分に発揮しつつも、万全な状態でオリンピックを迎えてもらいたいところです。