安藤、熊谷が対戦 (女子ブンデスリーガ第11節) | うらじょ

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安藤梢選手が所属するドイツ;デュースブルク(FCR2001 Duisbrug)と、熊谷紗希選手が所属するフランクフルト(1FFC Frankfurt)が、12月10日に女子ブンデスリーガ第11節で対戦しました。

試合は1-1の引分けに終わりました。



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安藤選手は先発出場、後半16分に途中交代しました。

 

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熊谷選手は後半20分から途中出場しました。



FCR Duisburg 1-1 FFC Frankfurt


12月11日/ 現地14時キックオフ(日本時間22時)

試合会場/ PCC-Stadion (Duisburg)


得点;

0-1 26分  M. Behringer (Frankfurt)
1-1 58分  L. Bresonik (Duisburg)




元浦和レッズレディースの主力選手として、2009年のなでしこリーグ優勝に大きく貢献した安藤選手と熊谷選手が、ドイツの地で敵味方に別れ相まみえるとは、優勝当時には思いもよらないことでした。

今こうして、ドイツの地で対戦を迎えた2選手を見れることは、レッズレディースの選手時代に応援し続けてきた者として、感慨深いものがあります。


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しかし残念ながら、熊谷選手はベンチスタートで途中交代の安藤選手とは入れ替わるように途中出場となり、2選手のマッチアップとはなりませんでした。

来年のドイツカップやフランクフルト・ホームのリーグ戦では実現してもらいたいですね。


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フランクフルト戦、デュースブルクのフォーメーションはこんな感じで、安藤選手は2トップの右で起用されました。



---------20 Islacker-------26 Ando----------



---25 Pop------------------------6 Oster--



----------11Laudehr----10 Bresonik---------



21Himmighofen--15 Neboli---5 Krahn---2 Wensing



--------------22 Bellinghoven----------------




試合は序盤からフランクフルトのポゼッション優位に展開し、デュースブルクは押され気味になかなかチャンスを見出せません。

フランクフルトのゴール前へのクロスに防戦し、フリーキックを与えた場面では、フランクフルトのMFベーリンガー選手の30mはあろうかという豪快なロングFKが、ゴール左クロスバーを直撃、難を逃れます。


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前半26分、フランクフルトがデュースブルク陣内でFKのチャンスを得て、ふたたびキッカーはMFベーリンガー選手。

約25mの距離から、直接狙うとー

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またもや凄い弾道のシュートがコースを突き、GKの手を弾いてゴール。

フランクフルト先制です。

ドイツ代表ベーリンガー選手のキック力には驚愕です。男子のFKとまったく遜色ありません。



安藤選手は、先週のポツダム戦と同様に厳しいマークを受け、前線で起点になる攻撃のチャンスをつくり出すことができません。

くさびになって受けようとすると、必ずといっていいほど2人がかりのチェックを受け、前へ推し進めることが困難です。

ポツダムやフランクフルトとった上位チームとの対戦では、なかなか思うようなプレーをさせてくれないのは、いつものことではあります。



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前半30分前に、DF2人に挟まれ、前のめりに倒される安藤選手。

頭を打った様子でしばらく動けません。


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応急処置を施され、すぐ回復しピッチに戻りました。大事には至らなくてなによりです。

ドイツの球際の争いは、ほんと厳しいです。


戻ってすぐ、デュースブルクのコーナーキックから、安藤選手はゴール前に入って来たボールを、ダイレクトボレーのシュートに、オーバーヘッド気味のシュートと立て続けに撃つ機会がありましたが、いずれもDFに当たりゴールはなりませんでした。

安藤選手にとって試合を通して唯一の得点チャンスでした。



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後半開始前、FWイスラッカー選手と打ち合わせする安藤選手。

反撃なるかー


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後半13分、デュースブルクが同点に追いつきました。

左からドリブルで持ち込んだイスラッカー選手がゴール前へクロス→安藤選手がゴール前二アへ動いてDFを引き付けたのが効果的で、空いたスペースにブレソニク選手が走りこんでシュート→ゴール左に決まりました。

連携よくフランクフルトDFを崩したファインゴールでした。


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しかしこれからという時に、後半16分安藤選手は交代となりました。

残念でしたが無理はできませんね。



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後半25分、熊谷選手がFWのセミスク選手と代わって途中出場です。


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熊谷選手は、中盤で3人並ぶMFの一人として起用されています。

ドイツカップ準々決勝のポツダム戦からMFとして、いずれも途中交代で入りました。


積極的にペナルティエリア前まで上がり、攻撃参加する場面が何回かありました。

開幕戦からセンターバックとしてフル出場していましたが、このところ新たなポジションを試行されている様子です。




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その後、両チームとも惜しい場面もありましたが、結局1-1の引分けに終わりました。

首位を行く永里選手が所属するポツダムが今日これから試合なだけに、2位デュースブルク、3位フランクフルトは互いに勝ち点3がほしかったところではあります。

ポツダムが勝てば、デュースブルクとは勝ち点差4に、フランクフルトは8差まで開きます。



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ドイツ女子ブンデスリーガは、今年は残り2節(12月26日まで)。

安藤選手は、膝の様子を見ながら今年を無事終えられることを願いたいです。

来年の2月26日再開には万全を期せるように。

熊谷選手は、またしっかりレギュラーとして定着できるように、環境に馴染んでがんばってもらいたいところです。