*熊谷紗希選手が所属するドイツ;フランクフルト(FFC Frankfrut)と
永里優季選手が所属すポツダム(Turbine Potsdam)は
11月13日に女子ブンデスリーガ第9節で対戦。
ポツダムが2-0で勝利しました。
熊谷選手と永里選手は、共にスタメンからフル出場しました。
Turbine Potsdam 2-0 1st FFC Frankfurt
11月13日/ 現地14時キックオフ(日本時間22時)
試合会場/ Stadion am Brentanobad (Frankfurt)
得点;
1-0 8分 J. Cramer
2-0 13分 A. Mittag
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~第8節を終え、リーグ首位のポツダムは8戦全勝、2位フランクフルトは7勝1敗の勝ち点3差で迎えた首位攻防戦は、フランクフルトのホームで5200人という多くの観衆のもと、行われた様子です。
フランクフルトは、センターバックでスタメン出場した熊谷選手をはじめDF陣が、ポツダムの強力FW陣をいかに抑えるかがポイントになるところでしょうが、試合開始から早々に失点を重ねることになりました。
前半5分、ポツダムが右サイドラインから素早いスローイン。
熊谷選手がポツダムのFWミッターグ選手とボールを競り合いますが、
ゴールライン際でかわされてゴール前にマイナスのクロスが入ります。
ゴール前で受けたMFクラマー選手がダイレクトにシュート。
(左にいるのは永里選手)
ゴール右隅にグラウンダーが決まり、ポツダム先制。
それから5分後、前半13分ー
ポツダムがフランクフルトDFの裏に出したボールに、FWアノンマ選手が抜け出します。
裏を突かれ必死に追走する熊谷選手。
ゴール前に詰めていたFWミッターグ選手が合わせて、ゴール左に決まりました。
早くも2-0となりました。
試合はその後、両チームともゴールに迫る惜しい場面もありましたが、結局2-0のまま終了となりました。
ポツダムは開幕から9連勝、フランクフルトが敗れて2位に浮上した安藤梢選手が所属するFCRデュースブルクとの勝ち点差は、5に広がりました。
永里選手はフル出場し、ゴールはなりませんでしたが、ゴール前に詰め寄る惜しい場面や、攻撃のチャンスメイクの起点としてじゅうぶんな活躍ぶりがうかがえました。
ポツダムの永里選手、ミッターグ選手(ドイツ代表)、アノンマ選手(赤道ギニア代表;現在14得点でリーグダントツ)のFW陣の攻撃力は脅威です。
熊谷選手は、ドイツに来て初めての首位攻防戦、 悔しい結果になったと思います。
しかし、これからまだまだ経験を積んでいく機会はじゅうぶんにあり、巻き返していくはずです。
世界のトップレベル相手に奮闘しています。
2週空いて11月27日には、
ポツダムのホームでFCRデュースブルクとの対戦となります。
安藤選手、永里選手のマッチアップは3シーズン目となります、楽しみです!
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<第9節を終えての順位>
1位 Turbine Potsdam
9勝0分け0敗 28得点 2失点 得失点差+26 勝ち点27
2位 FCR Duisburg
7勝1分け1敗 24得点 6失点 得失点差+18 勝ち点22
3位 FFC Frankfurt
7勝0分け2敗 26得点 4失点 得失点差+22 勝ち点21