ドイツ女子リーグ・デュイスブルクの「なでしこジャパン」FW安藤梢が23日、日独交流150周年記念で来日したドイツのウルフ大統領らとともに、独政府専用機で帰国。
東京・麻布のドイツ大使館や有栖川宮記念公園で行われた「ドイツフェスティバル」を訪れた。
右膝手術のリハビリ中で、特別招待された同FW丸山桂里奈(千葉)とともに日独友好に励んだ。
今回は日独交流150周年記念の日本訪問団の一員として、ウルフ大統領らとドイツ政府専用機に同乗。
「政府専用機に乗ることができるなんて、こんな大役にはビックリです」と喜んだ。
今後は被災地訪問など、ほぼ全日程に同行する。
また、W杯ドイツ戦で決勝ゴールを決めたFW丸山も特別招待。
「ゆかりがあるということみたいです…」と恐縮していた。
特別待遇を大統領は「ドイツ人から愛される人気選手だから」と説明。
首相は感謝の言葉を述べた。
この日の首相主催夕食会にも招かれた。
~今年3月13日~
ドイツ1部リーグのポツダムでプレーする日本女子代表FWの永里優季が3月13日、
今シーズン最終節に3-0で勝利し、3シーズン連続5度目の優勝を決めた。
東北太平洋沖地震を受けて、チームメートとともに喪章をつけてプレーした永里は、
先制点を演出するなど、勝利に貢献した。
永里は自身の公式ブログを通して、試合前に1分間の黙祷が行われたこと、
優勝メダルをかけてくれたドイツのクリスティアン・ウルフ大統領から励ましの言葉をもらったことを明らかにした。
◆10月23日
○ドイツフェスティバル 「絆を繋ごう、ドイツと日本」
◆24日
○日本の要人、企業関係者との会談。
○日独首脳会談
野田佳彦首相は24日夜、首相官邸でドイツのウルフ大統領と会談した。
欧州の債務・金融危機をめぐり意見交換し、経済安定化に向けた連携を確認する見通し。
首相は日本と欧州連合(EU)の経済連携協定(EPA)の交渉開始に向けた協力を要請。
東日本大震災の復興の現状を説明する。
大統領は、日独交流150周年記念行事でドイツ側名誉総裁を務めており、親善目的で訪日している。
(2011/10/24-18:14)
○天皇陛下とご会見、午餐会
天皇陛下は24日、皇居・宮殿で、来日中のドイツのウルフ大統領と会見された。
宮内庁によると、陛下は東日本大震災に関連し、同国が救助隊の派遣などさまざまな支援を
行ったことに謝意を表明されたという。陛下はウルフ大統領が福島県いわき市を訪問することに触れ
「大統領のお気持ちをうれしく思います」と述べられたという。
会見に引き続き、宮殿で午餐会が催され、皇太子さまと秋篠宮さまが同席された。
◆25日
○筑波大講演
○いわき市訪問
○被災、復興状況視察
○被災者の方々との懇談
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28日離日、ドイツへ
安藤選手、11月6日にはドイツブンデスリーグの試合
~行く先々でサインを求める人々に囲まれ、大変な中、笑顔で応対する安藤選手に、大統領が何度もお礼を言ってくださったそうです。
すごいですよね、安藤選手!
日本人女子の選手を、特別扱いしてくれるドイツという国の、サッカー文化の奥深さを感じます。