
London 2012 Olympics
Asian Qualifiers
FIFA世界ランキング12位
主な戦績;
ワールドカップ; 4回出場、ベスト8(2007年)
オリンピック; 1回出場(2008年)
AFC女子アジアカップ; 9回出場、優勝3回(2001,2003,2008年)
アジア競技大会; 5回出場、優勝2回(2002,2006年)
東アジア選手権; 2回出場、準優勝2回(2005,2008年)
■日本vs北朝鮮、通算対戦成績
5勝9敗3分け
※過去の対戦での主な得点選手。
安藤3点、宮間、澤、永里(優)、岩清水1点
(↑サッカーダイジェストを参照しましたが、TVでは永里選手が2点になっていたり、安藤選手の得点記録は、2008年以前のものは、おそらく2006年頃まで遡っても出てこないので不確かではあります)
<過去4年の対戦結果>
◆東アジア女子サッカー選手権2008 決勝大会
(2008年2月18日~24日)
2月18日 ○日本 3ー2 北朝鮮 (得点者;安藤、宮間 、澤)
GK:福元、DF:近賀、豊田奈夕葉(ベレーザ)、岩清水、MF:澤(Cap.)、柳田、安藤(→荒川)、宮間、阪口、FW:大野、永里(→丸山)
◆第16回アジア競技大会(2010/広州)
(2010年11月14日~22日)
*11月18日 グループB
△日本 0-0 北朝鮮
GK:山郷、DF:岩清水、近賀(→矢野)、熊谷、MF:阪口、宮間(C)、澤、上尾野辺、山口(→川澄)FW:高瀬(→北本)、大野
*11月22日 決勝
○日本 1-0 北朝鮮
GK:山郷、DF:岩清水、近賀(→川澄)、矢野、熊谷、MF:阪口、宮間(C)、澤、上尾野辺(→鮫島)、FW:高瀬、大野(→北本)
※日本は、大会優勝。
■以下は、2010年11月アジア大会から、今回のアジア予選までの北朝鮮メンバーの推移です。
(ざっと、ご覧ください)
<2010年11月アジア大会>
GK 1 HONG Myong Hui
GK 18 JO Yun Mi
DF 3 CHOE Yong Sim
DF 5 SONG Jong Sun
DF 19 JONG Pok Sim
DF 6 RO Chol Ok
DF 16 YU Jong Hui
DF 20 KONG Hye Ok
MF 7 HO Un Byol
MF 8 JO Yun Mi (Cap.)
MF 9 RI Ye Gyong
MF 13 KIM Chung Sim
MF 17 JON Myong Hwa
MF 2 KIM Kyong Hwa
MF 12 RI Un Gyong
FW 10 KIM Yong Ae
FW 11 RA Un Sim
FW 15 YUN Hyon Hi
<2011年6月、ワールドカップ>
※●はアジア大会からのメンバー
GK
●1 HONG Myong Hui
18 RI Jin Sim
21 KIM Chol Ok
DF
2 JON Hong Yon
●3 HO Un Byol
●5 SONG Jong Sun
6 PAEK Sol Hui
●15 YU Jong Hui
●16 JONG Pok Sim
17 RI Un Hyang
MF
4 KIM Myong Gum
8 KIM Su Gyong
●10 JO Yun Mi
●11 RI Ye Gyong
●12 JON Myong Hwa
13 KIM Un Ju
●14 KIM Chung Sim
FW
●7 YUN Hyon Hi
●9 RA Un Sim
19 CHOE Mi Gyong
20 KWON Song Hwa
<2011年9月、オリンピックアジア予選>
※●はアジア大会からのメンバー、▼はW杯からのメンバー
GK
1 JO YUN MI
18 O CHANG RAN 18
DF
▼12 PAEK SOL HU
3 KIM NAM HUI
5 PONG SON HWA
6 YUN SONG MI
14 HWANG SONG MI
●15 YU JONG HUI
MF
4 KIM JO RAN
●7 RI YE GYONG
●8 JO YUN MI
▼9 KIM SU GYONG
12 RYOM SU OK
▼13 KIM UN JU
▼16 KIM MYONG GUM
FW
10 KIM YONG AE
●11 RA UN SIM
●17 JON MYONG HWA
19 KIM UN HWA 19
▼20 CHOE MI GYONG
昨年アジア大会準優勝メンバーからは5人のみ残存。
攻撃の要の選手たちは、16才の新鋭キム・スギョン選手以外ほぼ固定されているのがわかります。
オリンピックから比べると20人中10人も入れ替わっています。
<9月5日の韓国戦のスタメン、3-2勝ち>
※●はアジア大会からのメンバー、▼はW杯からのメンバー
GK
JO YUN MI
DF
3 KIM NAM HUI (2011年W杯U-17メンバー) 1994年生まれ
6 YUN SONG MI (2010年W杯U-20メンバー) 1992年生まれ
14 HWANG SONG MI
●15 YU JONG HUI
MF
●7 RI YE GYONG
●8 JO YUN MI
16 MF KIM MYONG GUM
12 MF RYOM SU OK (2010年W杯U-17メンバー)
FW
●11 RA UN SIM
▼20 FW CHOE MI GYONG
新しいメンバーは3人、DFラインは若く、W杯からのメンバーは5人しかいません。
平均年齢約21才、ですが国際大会経験はあるメンバーです。
GKの身長は172㎝
◆警戒すべき選手
ジョユンミ選手(1987年生まれ、172cm)
強力な中盤のプレーヤーで、攻撃も守備も彼女が組織する。
自陣のペナルティエリアから相手陣のペナルティエリアまでプレーエリアが幅広く、味方の守備にも攻撃にも積極的に参加、チームのリズムをもたらす北朝鮮の要。
2010年アジアカップでは3ゴールを決め、大会最優秀選手に選ばれた。
キム・スギョン選手(1995年生まれ、158cm)
W杯で見せたて力強くテクニック豊富なドリブルは脅威、いわば北朝鮮の岩淵真奈。
この選手を終盤の切り札に使われるのは怖い。
サイドから切り込んでくるスピードにはSBはしっかり対応したい。
~北朝鮮の特徴や対策を述べるほどの情報と時間がありません。(すいません…)
ただ、W杯からわずかの間に半数ほどの選手が入れ替わって臨んで来ても、2勝1分けという結果を、しっかり残せるチームの層の厚さはすごいと思います。
国家を上げ、女子サッカーを強化しているのがよくわかります。
基礎体力が高い体幹の強い選手たちが、なでしこの選手たちにぶち当たってくることでしょう。
球際の強さ、ささいなファールはプレーのうちとばかりに警告を受けるまで継続されます。審判の様子を見て狡猾にゲームを運ぶことが基本的に備わっています。
まずは日本は中盤でどれだけ主導権が奪えるのか!?
阪口、澤を中心に、粘り強く対応と攻守のグループワーク、負けてはならない局面が続くでしょうか。
とくに、ジョユンミ選手は、ほんとに強く、一人で止められない選手。全力で阻止してもらいたいです。
縦に早く強い北朝鮮をいかに食い止めるか、泥臭く終盤になればそのパワープレイの執念は、おそらくアジア№1でしょう。
しかしDFラインの若さは、必ず付け入る隙は多いと思っています。
試合序盤に先制できることが、なによりです。
リードしてゲームを進めたい相手です。。
U-17の選手いますが、U-17の日本代表は北朝鮮に勝っています!
また試合はあまり見れませんが、なでしこジャパンがもちろん勝つと信じ、応援する方々に託します。
よろしくお願いします!