
London 2012 Olympics
Asian Qualifiers
FIFA世界ランキング9位
主な戦績;
ワールドカップ;
5回出場(初出場1995年) ベスト8(2007,2011年)
オリンピック;
2回出場 ベスト8(2004年)
AFC女子アジアカップ;
4回出場 優勝(2010年)
6勝5敗7分け(28得点25失点)
※過去の対戦での主な得点選手。
永里(優)、澤4点、宮間3点、安藤、大野2点。
<過去4年の対戦結果>
◆AFC 女子アジアカップ ベトナム2008
(2008年5月28日~6月8日)
*6月2日
○日本 3-1 オーストラリア (得点者;安藤、永里、宮間)
GK:福元、DF:近賀、池田(C)、岩清水、安藤(→宇津木)、柳田、MF:宮間、澤、阪口、FW:大野(→荒川)、永里
*6月8日 ~3位決定戦~
○日本 3-0 オーストラリア (得点者;永里、宮間、澤)
GK:海堀、DF:近賀、池田(Cap.)、岩清水、安藤、柳田、MF:宮間、 澤、阪口、FW:大野(→荒川)、永里(→丸山)
2008年
◆7月24日・国際親善試合(ホムスタ神戸)
○日本 3-0 オーストラリア (得点者;澤、永里、丸山)
GK:福元(→福元)、DF:池田(C)(→宇津木)、柳田、安藤(→丸山)、近賀(→矢野)、岩清水、 MF:澤、宮間、阪口、FW:大野(→原)、永里
◆AFC女子アジアカップ中国2010(ドイツW杯予選)
(2010年5月19日~30日)
*5月27日
×日本 0-1 オーストラリア (失点ー前半45分)
GK:海堀、DF:須藤(→宇津木)、岩清水、矢野(→上尾野辺)、熊谷、MF:鮫島、近賀、宮間、澤、永里、FW:山口(→安藤)
※当時の自ブロクの記事
明らかなポゼッション有利、FK,CKを獲得しながら、惜しい場面も多々あり、しかしペナルティエリア内に林立したオーストラリアの高い壁を抜くゴールを決めることはついに出来ませんでした。
後半はペースを握られる場面も多く、凌いだ場面を何回も見受けられました。
前半終了間際に、日本GK海堀が、ペナルティエリア前方に入ってきた縦のロングボールの処理に、相手と交錯しつかめず、混戦の中オーストラリアがボールを奪うと、エリア内で倒された海堀がゴールマウスに戻れずに、楽々シュートを決められました。
キーパーチャージ?なのに…と言い出したら、他にもキリがないファウル連発でしたから控えておきます。
◆オーストラリアのフォーメーション(9月1日;北朝鮮戦) 4-4-2
(9月3日のタイ戦は控え組中心だったので初戦を優先)
-----------------ウィリアムス-----------------
スラットヤ----ポルキンコーネ------カロル-------ガリオク
----ー-----シパード-------ーマッカラム-----------
バット----------------------------ケロンド-ナイト
-----------ウズンラー------デバンナ------------
Gk;
Williams (ウィリアムス)
DF;
Carroll(カロル)、Polkinghore(ポルキンコーネ)、Garriock(ガリオク)、Slatyer(スラットヤー)
MF;
Mccallum(マッカラム)、shipard(シパード)
FW;
Butt(バット)、De Vanna(デバンナ) 、Uzunlar(ウズンラー)、Kellond-Knight(ケロンドナイト)
67分; De Vanna → Walsh(ウォルシュ)
74分; Butt → Simon(サイモン)
78分; Polkinghone → Heyman(ヘイマン)
※スタメンはAFC(アジアサッカー連盟)のマッチリポートを参照しました。
※フォーメーションについては不確かな部分もあります、ご了承くださいませ。
vsオーストラリア;
■特徴と対策(サカマガ、サカダイ、他、参照&私見)
▽フィジカルの強さと高さ、局面の打開力は、参加6カ国中トップレベル。(トップといっていい)
▽各ポジションに優れたタレントを揃え、特に守備では世界の第一線でじゅうぶんに通用している能力。
アメリカプロリーグWPSで活躍するデバンナ、国内リーグ得点王のサイモンの2トップは、アジアレベルを超越したスピードを誇る。
▽攻撃と守備が分業制となっていて、DFは守備しかやらないといっていい。
シンプルに前線へボールを蹴りだしてくる、そのボールをデバンナら快速FWが受けてゴールを狙う。
カウンター攻撃こそオーストラリアの狙い。
▽男子同様、サイズの違う体格を活かしたセットプレーは脅威。
◎快速FWへ良いパスを出させないための、ボールの出所への早めのチェックは必須。
オーストラリア攻撃陣に、高い位置からインタセプトされると、一気にゴールまで陥れられる決定的ピンチを与えてしまうので、日本守備陣は要警戒すべき。
◎攻守の切り替えは迅速に。
とくに守に転じる時、相手のカウンターチャンスには、しっかり食いついて遅行させ、じゅうぶんな体勢からのシュートを防ぎたい。(後半の疲れてくる時間にはとくに)
◎日本攻撃陣の出足の良い長所を武器に、相手守備陣の先手を取った動き出しが重要。
敵陣に入り込んだら左右に揺さぶり、マークをずらす混乱を招いてゴールに結び付けたい。
◎ワンツーやスルー、2列目からの飛び出しなど、相手は横の揺さぶりに弱く、小回りの効く日本を苦手としている。バリエーションのある攻撃の工夫がとくに有効。
アメリカプロリーグ(WPS)のマジックジャック(magicJack)所属。
今季は8試合出場3得点。
澤選手がワシントン・フリーダム所属時にチームメイト。(後にワシントンはマジックジャックに改名した)
異次元ともいわれる快速ぶりを発揮し、スピードに乗せてしまうと止めるのは容易ではない。
ドイツW杯でも手こずる対戦相手が多かった。赤道ギニア戦で1得点(全4試合)
~さて、ヤマ場のオーストラリア戦です!
ここを凌ぎ勝利出来ればかなりの可能性が見えてきますが、オーストラリアも初戦を北朝鮮相手に落として後がないだけに、必死になって挑んで来ることでしょう。
オーストラリアのアドバンテージとして、3日のタイ戦に、1日の北朝鮮戦と比べて主力を7人も代え温存し、5-1と快勝しました。
韓国相手に最後まで苦しめられた日本と比較し、体力的には有利であるといえるでしょうか。
オーストラリアのゲームプランとしては、やはり積極的にはポゼッションせず日本に持たせ、できるだけ高い位置からボールを奪いカウンターに繋げゴールを狙う。うまく先制できれば、時間経過によってさらに堅守を固持し、さらにカウンターに徹する。そんな感じでしょうか。
W杯ではまた、グラウンダーのパスを何本か繋ぎながらの攻撃も何回か目にしました。今までのオーストラリアのイメージとは違う側面もうかがえます。
いちばん懸念するのは、W杯のイングランド戦のような展開です。
フィジカルの強いイングランドのプレッシャーに屈し、日本のペースをつかめないままチャンスの糸口を見出せなかったこと。
今の日本の体力的な状況をみれば、オーストラリアがイングランドと同様にハイプレスを仕掛け、主導権を取れる時間が多くなっても仕方ないかもしれません。
ただイングランドと違うと思えるのは、オーストラリアには雑な面が多いということ。
チームの平均年齢が22才ほどと若いチーム。いきおいに乗れば強いですが、いなしながらじっくり対応すれば突いて行ける粗も、これまで日本が対戦してきたとおりに出て来る相手かと思えます。
パスミスやボールロストといった点は、基本的にボールを繋いでいくサッカーではありませんし、日本相手だと誘発されることになるとみています。
W杯で、キーパーとのパス交換時インタセプトされ、失点を許すなど(たしか2回)、不安定さをのぞかせています。集中の欠ける局面もあります。
早い展開から左サイドへ繋ぎ、対応を外して折り返し→ゴール前に人数は揃えど、真ん中に集まり過ぎてマークがずれているオーストラリアDF陣の手前からシュート→北朝鮮の決勝ゴールでした。
同じように隙のある場面からゴール前、決定的シュートを許していました。
日本がリードをすれば、終盤なりふりかまわず放り込んでパワープレイを仕掛けてくる可能性も高いでしょうか。
剛を跳ね返すもっとも苦しい試合になるでしょうが、乗り越え勝つのは日本だと信じて止みません。
きょうもこれから、ライブではほとんど見れませんが、必勝を願ってます!
応援される方々、よろしくお願いします!