浦和レッズレディースのGK山郷のぞみ選手が、6月26日から始まる女子ワールドカップ(W杯)・ドイツ大会の日本代表として選出されました。
1975年1月16日生まれの山郷選手は現在36才5ヵ月ほどになります。
これまでのワールドカップ女子日本代表選手としては、最年長での選出となりました。
調べてみると、日本のW杯メンバーとして最年長記録がある選手は、1991年第1回中国大会に出場した鈴木政江選手(GK)です。
(※まだFIFA女子世界選手権といわれていて、正式にはW杯ではありませんでした。)
鈴木政江選手は1957年1月21日生まれ、当時は日興證券ドリームレディースに所属していたゴールキーパーで、1991年11月2日;中国大会予選ラウンド・アメリカ戦に出場した34才約9ヵ月が、日本女子サッカーW杯最年長出場記録となります。
鈴木政江選手、ウィキペディアには「日本における女子サッカーのパイオニアの1人である。」とあります。
2004年には、日本女子サッカーリーグでも当時ジェフレディースの監督兼選手として、なんと47才というリーグ最年長出場記録があります。
いまのジェフ千葉レディースとなる黎明期を支え、現在でもジェフのコーチとして指導されています。
すごい方がいらしたのですね。
山郷選手といえば、ゴール前至近での対応力に優れ、セットプレイ時の安定感に、そして抜群のコーチングがチームを支えます。
また、チームに欠かせない選手たちの精神的支柱としての役割は、今回も担うことになるでしょう。
特に若手のGKである福元選手、海堀選手にとっては心強い存在になるはずです。
山郷選手がドイツ大会出場となれば、最年長記録を更新になりますが、ケガの具合は大丈夫でしょうかね!?
気に掛かりますが、我らが守護神として、ぜひドイツのピッチに立ってもらいたいものです。
◆日本女子のフィールドプレイヤーとしては、2007年9月17日W杯中国大会;予選ラウンド・ドイツ戦に出場したDF池田(磯崎)浩美選手の31才9ヶ月が最年長記録。
今回、W杯5度目の出場となるMF澤穂希選手が現在32才ですから、記録更新となるでしょう。
山郷選手が選ばれ、この記事を出すことができました
長くなるので、世界の最年長記録についてはまた更新しますー