ベガルタ仙台が、レッズランドで練習することが正式に決まった様子ですねー
仙台はリーグ戦再開となる4月23日のアウェー川崎戦に向けて、29日から練習を再開しているが、東北地方太平洋沖地震の影響でクラブハウスが半壊。練習場の確保も難しくなっている。
そこで、浦和はクラブが運営するレッズランドのグラウンドと飲料の無償提供を決定。
仙台は4月3日から12日まで、千葉県市原臨海競技場や姉崎公園サッカー場で練習を行い、13日から22日まで埼玉県さいたま市のレッズランドや埼玉スタジアム2002の第2・第3グラウンドで練習を行うことを発表。
仙台はクラブの公式HP上で、「この度の、関東・さいたまキャンプ実施に際し、株式会社三菱自動車フットボールクラブ様、浦和レッズ様のご厚意により『レッズランド』のグラウンドを使用させていただき練習を行うこととなりました」とコメント。
「各クラブより、練習グラウンド使用について多大なるご配慮をいただきました。皆様のご厚意に心より感謝申しあげます」と感謝の意を示している。
◆キャンプ実施について
○市原キャンプ
【期間】
2011年4月3日(日)~4月12日(火) *4月13日(水)さいたまへ移動
【練習グラウンド】
市原緑地運動公園臨海競技場
[住所]千葉県市原市岩崎536
姉崎公園サッカー場
[住所]千葉県市原市姉崎海岸23-2 姉崎公園内
○さいたまキャンプ
【期間】
2011年4月13日(水)~4月22日(金)
【練習グラウンド】
レッズランド
[住所]埼玉県さいたま市桜区下大久保1771 1
埼玉スタジアム2002 第2・第3グラウンド
[住所]埼玉県さいたま市緑区中野田500
◆レッズランドでは25日に被災者の子供たちを招待しています。
(浦和レッズオフィシャルより)
浦和は25日、東北関東大震災の影響でさいたまスーパーアリーナに避難している子どもたちをレッズランドに招待した。
招かれたのは福島県双葉郡双葉町の子どもたち。午前中はさいたまスーパーアリーナ内で授業を受け、午後は課外授業としてレッズランドへ訪れた。
54名の小学生とその父兄を迎えたのは山岸範宏、梅崎司、青山隼、高橋峻希、原口元気の5選手。
レッズランドのハートフルクラブのキャプテンである落合弘さんは、「今日は、一生懸命やってください。一生懸命やれば、言葉はなくとも心は伝わります。我々も選手も、一生懸命やるので、楽しんでください」と挨拶。子どもたちにメッセージを送った。
子どもたちは各自グラウンドに散って、サッカー、野球、縄跳び、綱引き、フラフープ、サイクリングなどを選手たちとともに楽しんだ。
子どもたちと触れ合った山岸は、クラブの公式HPで以下のように語っている。
「今日は、さいたまスーパーアリーナに避難をされているお子さんたちと、こうしていろいろな遊びをする機会を与えていただきました。こちらが元気づけるつもりでしたが、お子さんたちの元気な姿を見て、僕たちが元気づけられる感じもありました。
『久しぶりに外で遊んだ』という声が聞けたこともすごく良かったと思います」
「僕らは、リーグの再開に向けてしっかりと準備をしていくことが大事ですし、その中で、いろいろな形の支援というのもあると思います。これからも、自分たちができる限りの支援をやっていければいいと思っています」
◆レッズランドを練習場にしている浦和レッズレディース、練習試合の予定もあります。
○4月10日(日)12:00~ vs ASエルフェン狭山FC
○4月17日(日)12:00~ vs JEFL
場所はすべてレッズランド・天然芝グラウンドです。
~しかしレッズレディースは、いつものナイター練習が出来ず苦心している様子です。庭田選手のレディースブログからもうかがえます。
ただ、この状況はレッズレディースに限ったことではなく、他にもナイターを控えて練習時間が足りないチームはあるのでしょうね。
「大震災から三週間が過ぎようとしています。
私たちにできることは限られているかもしれませんが、
少しでも被災地や被災者の方々の力になれるように、
小さなことでも協力していきたいと思います。
大震災以後夜間照明を控えていますので、
チームは早朝等の限られた時間で練習しています。
それでも練習させてもらえているだけで本当にありがたく思います。
なでしこリーグの延期が決定しましたが、
被災者の方々を勇気づけられるような試合ができるよう
良い準備をしていきたいと思います。」
レッズランドが、これからの希望を繋いでいく地となるように、願いたいです。
がんばれ、ベガルタ。
がんばれ、福島。
フォルツァ、レッズレディース!