なでしこジャパン、アルガルヴェカップへ | うらじょ

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ALGARVE WOMEN'S FOOTBALL CUP 2011in PORTUGAL
 

(2011年3月2日~9日)



アルガルヴェ・カップは、女子サッカーのナショナル・チームが招待され競う国際大会。
1994年以来ポルトガルのアルガルヴェ地方で毎年開催され、今年で18回目を迎えます。
12カ国の女子チームが参加し、A・B・Cのグループに4チームずつ分かれリーグ戦を行い、リーグ戦の成績によって最終的に順位決定戦が行われます。

日本女子代表は、アルガルヴェカップに初出場。



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アルガルヴェ地方(Algarve)は、ポルトガル本土の最南端の地方。中心都市は、国際空港のあるファロ(Faro)。

観光地、リゾート地として知られている。


カップ戦優勝決定戦が行われるEstadioAlgarve


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◆参加12カ国 (国名の横の順位は現在のFIFA女子ランキングです)


<グループA>

日本 (5位)

U.S.A (1位)

ノルウェー (7位)

フィンランド(16位)


<グループB>

スウェーデン (4位)

中国 (13位)

デンマーク (14位)

アイスランド (17位)


<グループC>

ポルトガル (37位)

ルーマニア (39位)

チリ (46位) 

ウェールズ (47位)




◆日本の試合日程


3月2日 15:00 vsアメリカ
3月4日 15:00 vsフィンランド
3月7日 15:00 vsノルウェー
3月9日 順位決定戦



※カップ戦の優勝は、AとBのグループで各々1位になった国どうしが、3月9日の順位決定戦で1位決定戦を行い決まります。

A・Bグループで2位になった国どうしが3位決定戦、グループ3位になった国どうしが5位決定戦…という感じで順位戦が組まれます。


グループCは、ランキング下位の国々に高レベルの試合経験を与える目的で、2002年から設けられたそうです。

グループCの1位は、グループAorBで4位になったチームのうち戦績内容が優る方と7位決定戦を行い、グループC2位がAorB4位で成績が劣る方のチームと9位決定戦を行います。





順位決定戦は次のとおり;


1位決定戦; グループA1位 VS グループB1位

3位決定戦; グループA2位 VS グループB2位

5位決定戦; グループA3位 VS グループB3位

7位決定戦; グループAorB4位の上 VS グループC1位

9位決定戦; グループAorB4位の下 VS グループC2位

11位決定戦; グループC3位 VS グループC4位


~他にはない変則的な組み合わせですよね~




日本代表は次のとおりです;


GK  
山郷のぞみ (浦和レッズレディース)

福元美穂 (岡山湯郷Belle)

海堀 あゆみ (INAC神戸レオネッサ)             


DF  
近賀ゆかり (INAC神戸レオネッサ)

矢野喬子 (浦和レッズレディース)

岩清水梓 (日テレ・ベレーザ)

鮫島彩 (東京電力マリーゼ)

坂井優紀 (INAC神戸レオネッサ)ー初選出ー

熊谷紗希 (浦和レッズレディース)

齊藤あかね (常盤木学園高等学校ー東京電力マリーゼ)             


MF  
澤穂希 (INAC神戸レオネッサ)

宮間あや (岡山湯郷Belle)

川澄奈穂美 (INAC神戸レオネッサ)

上尾野辺めぐみ (アルビレックス新潟レディース)

阪口夢穂 (アルビレックス新潟レディース)

田中明日菜 (INAC神戸レオネッサ)ー初選出ー

宇津木瑠美 (モンペリエHSC(フランス) 
             
FW  
荒川恵理子 (浦和レッズレディース)

安藤梢 (FCR2001デュ-スブルク(ドイツ) 

大野忍 (INAC神戸レオネッサ)

山口麻美 (ハマルビー(スウェーデン)

永里優季 (1.FFCタービン・ポツダム(ドイツ)

高瀬愛実 (INAC神戸レオネッサ)



INACから8名、浦和から4名、湯郷・新潟・マリーゼ(齋藤選手も含めて)から各2名、ベレーザから1名、海外組から4名という構成ですね。

INACは、ベレーザから移籍した澤選手・近賀選手・大野選手をのぞいても5名が選出されており躍進めざましいです。

元ベレーザの代表選手7名(荒川、澤、近賀、永里、宇津木、山口、大野)は、昨年はベレーザに所属していた選手たちですから(永里・荒川は昨年元日まで、宇津木は6月まで)、わずか1年あまりで一気に所属先が変わってしまいましたね。


さて荒川選手、2008年北京五輪で4位になって以来の代表選出となりました。

30歳を過ぎてまた代表に返り咲くのは、女子では覚えがありません。(31歳、年ごめんね)

男子でも最近では川口、秋田選手ぐらいでしょうか。


2008北京五輪の準決勝、2対4でアメリカに敗れたなでしこジャパン。

それ以来の、FIFAランキング1位アメリカ代表との試合になりました。


1対4で敗色濃厚の試合終了間際に、2対4に追い上げる粘り強いゴールを決めたのが荒川選手でした。

決して諦めない、なでしこスピリットを持つ経験豊かな選手のひとりが、復活です!