11月 5日から7日まで、三重県営アリーナで行われた全日本女子フットサル選手権は、昨日7日に準決勝・決勝戦が行われ日程を終了しました。
<準決勝>
11月7日(日) 10:00~
① FUNフットサルクラブレディース 0 - 1 武蔵丘短期大学シエンシア
得点;14分 鈴木薫子
② バルドラール浦安ラスボニータス 0 - 0 メンバー・オブ・ザ・ギャング
(PK2 - 1)
<決勝戦>
11月7日(日) 14:30~
武蔵丘短期大学シエンシア 3 - 3 バルドラール浦安ラスボニータス
(PK5 - 4)
得点;
5分 北上優(武蔵丘)
16分 吉川紗代(浦安)
34分 岡林直子(浦安)
38分 北上優(武蔵丘)
45分 渡辺彩香(武蔵丘)
50分 吉川紗代(浦安)
優勝 武蔵丘短期大学シエンシア(関東代表)
~初全国制覇おめでとうございます!~
準優勝 バルドラール浦安ラスボニータス(関東代表)
~またも決勝で惜敗、残念…~
3位 FUNフットサルクラブレディース(関東代表) ~6連覇ならず…~
メンバー・オブ・ザ・ギャング(東海代表) ~健闘されたでしょうか~
◆大会得点ランキング
6得点: 中島詩織(FUNフットサル)、鈴木薫子(武蔵丘)
5得点: 江口なおみ(SWHレディースフットサルクラブ;関西代表)
4得点: 仲松叶実(うないFC;九州)、北上優(武蔵丘)
3得点: 谷口栄子(アンティグオ愛媛;四国)、村上真理(ギャング)
岡林直子(浦安)、渡辺彩香(武蔵丘)、石田美穂子(武蔵丘)
※得点率をみると、シュート14本で5得点の江口なおみ選手が35.7%で1位。
ただ、グループリーグ予選3試合での結果なので、そこで鑑みれば、鈴木薫子選手が予選3試合では16本で6得点の37.5%で得点率が上回ります。
※仲松叶実選手の4得点は1試合での記録、今大会1試合最多得点。
~以上、公式記録より~
前日記でコメントいただいた方のおっしゃるとおり、武蔵丘短大シエンシアは強かった様子ですね。
関東予選で3位通過だった武蔵丘が、準決勝で大会5連覇中・関東予選1位通過のFUNから大金星、決勝で同2位通過の浦安を下しての優勝ですから、こちらでも下克上といえるでしょうか。
準決勝以降は、戦績からしかわかりませんが、PKに1点差といずれも熱い接戦だった様子がうかがえます。
とくに決勝戦は3-3の点の取り合いからPKにもつれこみ、6本目のキッカーで決着がついていましたし。
武蔵丘6人目最後のウィニングキッカーが、柴田里美選手だったんですね!
浦和レッズレディースに入団し、その後JEF千葉レディースで1部昇格に活躍した柴田選手が、フットサルで日本一になったこと、嬉しく思います
2006年に浦和に入団後まったく出番がなかったのですが、ご家族の方々が駒場競技場のスタンドに熱心に応援に来てらしたのを思い出します。
1年で浦和を去り、それから気に掛けていましたが、千葉でレギュラーで活躍し今度はフットサルで栄冠を勝ち得たこと、ホントにおめでとうございます
※そういえば、決勝戦の第2審判が梶山芙紗子さんで、なでしこリーグでお馴染みの主審の方だったのは驚きでした。以前の旧姓長谷川さんの時から、よく浦和の試合でも笛を吹いていましたから。
~同じ三重県にて、週末に行われた女子サッカーの結果~
◆なでしこリーグ⇔チャレンジリーグ入れ替え戦結果◆
11月3日 13:00 ~高槻市萩谷総合運動公園サッカー場(大阪府)~
FC高槻 1-2 伊賀FC
得点;
28分 藤本綾乃(伊賀FC)
77分 園村奈菜(伊賀FC)
90分 奥田亜希子(FC高槻)
11月7日 13:00 ~上野運動公園競技場(三重県)~
伊賀FC 1-0 FC高槻
得点;
85分 園村奈菜(伊賀FC)
2戦合計で伊賀FC3-1FC高槻となり、伊賀FCがなでしこリーグ残留決定。FC高槻は昇格ならず。
◆チャレンジリーグ入替戦出場チーム決定戦結果◆
開催日; 2010年11月5日(金)~7日(日)
会 場; 三重県営鈴鹿スポーツガーデン
1位 吉備国際大学(岡山県)
勝ち点9 3勝0敗 14得点2失点
2位 スフィーダ世田谷FC(東京都)
勝ち点6 2勝1敗 6得点3失点
3位 HOYOスカラブFC(大分県)
勝ち点1 0勝2敗1分け 2得点9失点
4位 豊田レディースフットボールクラブ(愛知県)
勝ち点1 0勝2敗1分け 0得点8失点
吉備国際大学とスフィーダ世田谷FCが「チャレンジリーグ入替戦」に出場。
※チャレンジリーグ入替戦
チャレンジリーグ2010のEASTおよびWESTの最下位2チームと、今回決定した2チームで対戦。EASTは清水第八プレアデス、WESTはルネサンス熊本の出場が決定している。
対戦カード、日時、会場はまだ未定。
※フットサル選手権にチャレンジリーグ入替戦にも両方出場していたHOYOスカラブFCは、フットサル登録メンバーがサッカーと重複していましたが、出場選手はサルとサッカーをきっちり分けてのぞんでいたのが記録からうかがえました。
フットサルのほうが代理監督となっており、本来の監督はサッカーとサルを兼ねているのでしょうか!?
やりくりが大変だったかと思われます。
今後は大事な試合の日程が重ならないように、願いたいものです。