■2010年10月27日
<31日のなでしこ決戦に向け、両チームキャプテンが記者会見>
31日(日)に行なわれるプレナスなでしこリーグ最終節・浦和レッズレディース対日テレ・ベレーザ戦を前に、JFAハウスにて、レッズレディースのキャプテン、柳田美幸と日テレ・ベレーザのキャプテン、近賀ゆかり選手が出席して記者会見が行なわれた。
なでしこリーグは第17節までを終え、レッズレディースは勝ち点43の2位。ベレーザは勝ち点46で首位に立っているが、レッズレディースが得失点差で上回っているため、最終節の埼玉スタジアムでの「決戦」で勝利したチームが優勝を手にする。
大舞台での戦いを前に、近賀選手は「昨シーズン、優勝を逃して悔しい思いをしたのはチーム全員が感じている。今シーズンは自分たちでしっかり優勝を取りに行けるように、頑張りたい」と抱負を語った。
柳田は「最終節に勝てば優勝という状況で、私たちは勝つしかありません。選手一人一人ができることやるべきことをしっかりやって、全力で臨みたい。最終戦は幸いなことにホームなので、たくさんの人が来てくれると思います。その人たちのためにも熱い試合をしたいと思います」 と述べた。
優勝決定戦となる最高の舞台は31日(日)、ホーム埼玉スタジアムで13時にキックオフとなる。
女子サッカー:31日最終戦 日テレと浦和、V懸け対決 (毎日)
【なでしこリーグ】日テレvs浦和、優勝懸け最終節で直接対決 (産経)
なでしこVはどちらに?浦和と日テレが火花 (スポニチ)
日テレ近賀きっぱり「今季は優勝を」 (日刊)
【質疑応答
】(要約しました)
~残り数試合になって、キャプテンとしてチームをまとめてきたことは?~
(近賀)
「レッズの背中を追ってきて、あまり途中の順位は気にしないできた。自分たちが一試合一試合、一つ一つ積み上げ勝っていくということで、この最終節まで来られた」
(柳田)
「私たちも一試合一試合全力でやってきて、(第16節で)INACに負けてしまったことは取り返しがつかないから、切り替えてしっかりしようということは言いました。あとは普通通り」
~今シーズン、リーグ戦でレッズが3-0で先勝したという結果を踏まえ、今度の試合はどう臨むのか?~
(近賀)
「前回のレッズ戦0-3はすごく悔しい思いがした。それがあって今まで背中を追って来れた。次にレッズとやるときは勝つ意識がチームにはある。取り返すというか、その試合を課題としてクリアできるように、次に臨みたい」
(柳田)
「前回の対戦では勝つことができたが、内容的に3-0という完勝では全然なかった。ベレーザというチームをリスペクトしていて、優勝争いを最後まで戦えるというのは最高の幸せ。思い切り自分たちの力をぶつけたい」
~リーグ戦だけでなく、今季のカップ戦、元日の全日本女子サッカー選手権決勝と、レッズとベレーザの対決はこれで4試合めでお互いを知り尽くしているところはあると思います。勝敗をわけるポイントというのはどこか?~
(近賀)
「いずれも決勝の舞台でレッズとやれるのはすごくうれしい。レッズには経験のある選手が多く、こちらは若い選手が多い、そういう面で対照的な部分もあると思う。ベレーザは攻撃の部分が特長で、自分たちのいい攻撃を出して、自分は後ろをやっているので守備の部分では気持ちを持ったプレーがしたい」
(柳田)
「ベレーザの選手は、みなボール扱いがうまく、ある程度は支配される時間が経験上多いので、そういった部分での我慢が大切だと思う。
ただ、一番は平常心だと思う。
レッズレディースというチームは、優勝争いをするようになってまだ日も浅く、優勝が決まる試合や決勝戦では、どうしてもいつもと違う状況で、特に選手権の決勝がそうでしたが、なかなか自分たちの力が出せないまま終わってしまうところがある。もう同じことは繰り返さず、しっかり、いつもどおり、リーグの一戦としてやっていきたい」
~お互いに相手の警戒している選手を教えてください~
(近賀)
「チームの中心である柳田選手、後ろにいる山郷選手は、存在感があり、対戦していているといないのでは大きな差を2人には感じる」
(柳田)
「近賀選手を含め、全員です。全員、警戒しています」
<JFAコモンズより、ベレーザ&浦和の両チーム選手のコメント
>
【日テレ・ベレーザ】
<大野 忍選手>
優勝を決められたところで、得点王がついてきたら良いと思っています。
<須藤 安紀子選手>
チーム一丸となって絶対浦和に勝ちたいと思います。
最終戦、無失点で終わりたいです。
【浦和レッドダイヤモンズレディース】
<庭田 亜樹子選手>
ここまで来たので、どんな形でもいいので必ず、優勝できるように頑張ります。
最後まで応援、よろしくお願いします。
<熊谷 紗希選手>
最後にみんなで笑えるように残り1試合チーム一丸となって闘います。
埼スタでプレー出来る喜びをピッチの上で表現できるように、
全力を尽くして頑張りますので、応援よろしくお願いします!
明日の山形戦(15時キックオフ)のほうが心配になって来ました。
トップもレディースも、明日明後日出来るだけいい状況で迎えたいです。