浦和レッズレディースvsジェフ千葉レディース 雑感 | うらじょ

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◆ プレナスなでしこリーグ2010第15節vsジェフ市原・千葉レディース◆

2010年10月10日(日)13:00キックオフ・駒場スタジアム


<試合結果>
浦和レッズレディース 2-0 ジェフ市原・千葉レディース

            (前半1-0)

得点者:16分、55分熊谷


(メンバー)
浦和レッズレディース

GK/山郷
DF/土橋(60分森本)、矢野、熊谷、西田
MF/岩倉、庭田(83分藤田)、柳田、岸川
FW/北本、 荒川(69分後藤)

SUB/小金丸、松田


JEF千葉レディース
GK/1 船田麻友
DF/5 細川元代 、7 河村真理子、17 阿部麻美、14 金野結子

MF/18 綱川玲奈、19 海老澤有香(75分15 FW 川村乃里子)、24 千野晶子(61分31 FW 丸山桂里奈)、22 安田有希
FW/ 8 深澤里沙、23 清水由香
SUB / 3 DF 浅野麻衣子、13 DF 手塚沙央里、25 MF 島田綾子


入場者数;1490人



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得点経過;

前半15分、JEF千葉陣内ペナルティエリア(PA)前左で、柳田が千野からファウルを受けフリーキック(FK)

キッカー庭田→浮き球→ゴール前右ファーポスト前で熊谷の上半身のどこかに当たり、そのままゴールイン


後半9分、JEF千葉陣内ペナルティエリア(PA)左で、北本!?が河村からファウルを受けフリーキック(FK)

キッカー庭田→浮き球→ゴール前右ファーポスト前から熊谷がヘディングをあわせてゴール


※前節湯郷戦の4点目から三連続で、庭田のキック→熊谷が合わせるセットプレイの得点が続いています。


(浦和の惜しい場面)

〇前半35分ごろ、PA内左に持ち込んだ荒川から、ゴール前で岩倉が受けてシュート→ゴール前でカバーに入っていた細川に当たりゴールならず。


後半25分過ぎからチャンスが続く。

〇PA前のパス交換から後藤が抜け出して受けてGK船田と1対1→ゴールグラウンダーのシュートを放つが船田が反応、阻まれる。

〇後藤がPA横左から抜け出そうとするところを、千葉DFに止められファウルを受ける→ふたたび庭田のFKから、ゴール前の密集で後藤のヘッド?が弾かれ、ゴール右にボールが流れる。

〇ゴール前の攻防から後方にいた矢野がロングシュート→GKが上方で弾く


北本のシュートで惜しいシーンもあったかと思いますが、記憶が定かでありませんー


(JEF千葉の惜しい場面)

〇前半8、9分ごろ、右から海老澤がドリブルで上がり、中へ折り返し→ゴール前から戻されたパスを、PA内右で受けた安田がグラウンダーのシュート→GK山郷が右に倒れキャッチ(これが、試合を通じ千葉でもっとも決定的)

〇前半15分の手前、岩倉の縦パスを左サイドバックの細川がカット→浦和陣内左へ、細川が縦に浮き球のパスを出し→前方で受けた清水がドリブルで抜け出して浦和ゴール左手前まで侵入→GK山郷と1対1になるが、角度の無い左からのシュートとなり、ゴール左にはずす。



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(雑感想)~とりとめなく、書き連ねたもの~


JEF千葉は、センターバックの阿部を中心に、同位置の金野も含めて荒川へのマークが徹底していた印象。

荒川にボールが入ると複数で囲み、なかなか自由を与えなかった。

公式記録を見ると、荒川のシュート数はゼロ。

概してシュート数が少ない荒川ではあるが、そのぶん決定率が高いので、撃たせなかった千葉DFはうまく対応出来ていたのでは。

浦和は21本ものシュートを撃ってはいるが(公式記録調べ)、流れの中からは得点に至れなかった

サイドからの崩しがうまく入らないと、ゴール前で大きなチャンスの機会が訪れない。

後半中ごろから左サイド後藤・熊谷が攻撃に機能し出すと、いい形でのシュートチャンスが増していた。



JEF千葉は、前節ベレーザ戦に欠場し今節から復帰したDF細川の存在が大きい。

浦和の右サイドキラーである細川が立ちはだかる。左サイドバックに入るとここを突破するのは容易でなくなる。

金野、阿部の頑張りがあったから、後半からセンターバックにチェンジすることなく左サイドに終始していた。

今回もパスカットされる場面(浦和のイージーなパスミスもあったが)、ドリブル突破を阻む局面が見られ、岩倉が機能せず土橋がなかなか上がってこれなかった。

左サイドの高い位置から、スピードのある安田や清水が仕掛けて来たこともケアしなくてはならなかったかー


JEF千葉は前線に走力があるから、サイドのスペースを大きくつかって展開できるので、対応に追われるときがある。

過去の失点や危ないケースを見直すと、ボールの動きに追われてフリーで入って来る選手の対応が後手になっている。

海老澤、途中から入った川村がよく走りかき回そうとしていた。

しかし、今回は単独でのチェイシングやドリブルが目立ち、全体としてのグループワークに欠けていた印象。これは同じく途中から入ってきた丸山などと、もっと前線から仕掛けプレッシャーを与えるようになれば脅威になるでしょうか。

中盤でキープ力があり供給役となるテクニカルな山田頌子が欠場したことは浦和には幸いだった。

彼女のアイディアが入ると単調ではなくなるしミドルも狙って来るから、また異なった雰囲気の展開になっていたのでは!?

中盤での構成に前線の高さ、今後のJEF千葉に備わってきたとき、さらに強敵になる潜在力は秘めている感じ。


千葉は後半開始からラインを全体的に高くして臨んできたが、シュートに至らせず浦和が追加点。5月4日の引き分け時のような後半の勢いを削いでゲームを優勢に運んだ。




手数をかけずに縦にどんどん前へ仕掛けて来るのは、次節のINAC神戸も同じ。

そのぶんでは、いい予行にもなった!?

ただ、INAC神戸の場合はもっと激しく挑んで連動してくるので、両サイドは特にケアが必要でしょうか。



岸川が、今後上位陣と当たりプレッシャーを受ける中でも、同じようにいい働きが出来ることを期待。

スルーパスのセンス、自らが前線に飛び出す連動した動き、動じない重戦車。それからキック力は相当なモノなのだから、ぜひ遠目からでもシュートを狙ってもらいたい。


矢野が最後列から、たしか2本だったか最前線へのフィードを出してチャンスを導いていたか、と。

最後列から一本の縦ロングパスで局面を一気に打開するのは、実際今季何回か得点に結びついていたと覚えがあります。

これから膠着した展開が続くであろう中で、矢野にそれに熊谷のロングキックの正確性も、有効な手段に成り得ることを今後に期待。


荒川へのマークはさらにタイトになり、今までのようなゴールラッシュは難しいかもしれません。

しかしこのなでしこ1のポストプレイヤーが原動力であり、連携した選手たちはゴール機会をうかがえるのだから、しっかり決め切りたい思いは強いでしょうか。

8本のシュートを撃ってノーゴールの北本、決定的を逃した岩倉に後藤、次回に雪辱を期しているでしょうし、そして目指しているところに再び導くのは、彼女たちの活躍が不可欠であるはずー

ゴールについてはもちろん瞬間的な運の要素は大きいでしょうが、レッズレディースの選手たちはしっかり結果を残すことに精進し頑張って来ているので、さらに鼓舞していきたい。



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(浦和;工藤コーチ)

攻撃も守備においても今シーズンは昨シーズンに比べてそれがよくなっている。
特に攻から守に切り替わる局面で、複数の選手がプレスに行けているシーンが多い。

つまりボールは失っても、イニシアチブは失っていないということなんです。
最も怖いのは中盤で動かしているときにボールを失い、カウンターを食らってオーガナイズできずにやられてしまうこと。

ボールとイニシアチブを同時に失うことです。だから重要なのは失う位置で、いかに相手陣内に敵を押し込むかが大事になってくる。

押し込めていれば、ボールを失ってもイニシアチブは失わない。近くにいればプレスを掛けられるし、掛けられなくても自陣ゴールまで遠いから対応できる。


(気付いたこと)


◎電光掲示板のJEF千葉のスタメン表示で、金野選手が今野と誤って表示されたまま修正されませんでしたー


◎浦和の選手がファウルや不利な判定を受けスタンドから不服の声が挙がった時に、応援の中心がすぐにチャントやコールを入れ不穏な状況に被せようと努めているのですが、さらにそのコールを入れる間がすばやくなった様子です。

ファウルを受ける→ブーとなる前に、間髪入れず→「うら~~わ、レッズ!」みたいな。


これから緊迫した試合が続き、どうしても熱くなる場面も多くなるはず。

最終戦の埼スタにはベレーザを迎え入れての「決戦」になるでしょうし、よりよき方向性を目指している姿勢に、従じていこうと思っています。




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駒場の西日を、またいっぱいに浴びるときまでー

独特の陰影があり、赤がもっとも映えるスタジアムを愛して止みません☆



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(*^ー^)ノ