昨日、浦和パルコ4Fで行われた、安藤梢凱旋トークショーに行って来ました。
イベントの壇上には、安藤選手の代表ユニと、昨年のなでしこリーグMVPと得点王のトロフィーが展示されていました。
(代表ユニとMVPトロフィー)
トークショー開始18時に、司会の方の紹介を受けて安藤選手が壇上に登場しました。
半年振りに見る安藤選手は、浅黒く日焼けし身体が一回り大きくなった精悍な印象を受けました。
久しぶりに浦和に戻って来た挨拶と喜びを語り、トークショーが始まりました。
まず、展示物の説明や、いま安藤選手が所属するドイツのデュイスブルクのクラブについての戦績、欧州では女子の最高峰のチームでプレーしていること等が紹介されました。
ドイツで、ヴォルフスブルクに所属する長谷部選手と会って話をする機会があったそうです。
長谷部はドイツの選手たちとぶつかり合っていると、アジアでは以前より楽に感じるんだとか。
安藤選手も実感したこととして、先月アジア杯でなでしこJAPANに合流した際、チーム内の紅白戦では接触プレーが楽になり、プレーに余裕が持てるようになったそうです。
ドイツでの対峙する1対1の争いは厳しく、ドイツ人は特に足が長い。
抜いたと思っても、相手の足が引っ掛かって来るとか。
チームの監督(女性)にまず言われたことは、1対1の勝負をやってほしい。ミスしてもやり続けてほしいということ。
何よりも点を取ることがいちばん大切で、自分にパスが来るようになる。仲間の信頼を得る。
ゴールが自分を助けてくれる。
デビュー戦の与えられた15分の途中出場の機会でゴールを決めれたことは大きかった、と語っていました。
日本と違う点として、
ゴール前で自分が撃てる時に撃たなかったりパスを出したりすると、監督をはじめチームメイトにもとても文句を言われるそうです。
また、練習は激しく、球際で絶対に負けられない闘いを強いられる。
受け手が取りやすいパス出しをするのが日本。
ドイツでは、練習から受け手のことを考えていないような強くて速いパスが来るが、実際に試合ではそれが有効に感じるとのこと。
ミスを恐れない、きれいより大胆なサッカーがドイツなんだそうです。
永里選手が所属する、女子ブンデスリーグチャンピオンのポツダムとの試合では、試合後はサッカーが終わったというより、「闘い」が終わったという印象を自身初めて体験した思いがしたとのこと。
監督からは、試合中に倒されたらもっと「吠えろ!」との指示が出るらしく、吠えてアピールしないとファウルを取ってもらえないんだそうです。だからいっそう吠えるようにしたそうです(会場、笑)
いま所属しているデュイスブルクでは、自分をどんどんアピールして存在を示していくこと、そして絶対的なエースになりたい。
来年の女子W杯ではトップ3に入ること。試合を決めるゴールを取りたいと、抱負を語っていました。
~浦和の応援の凄さ、熱さは、ドイツを凌ぎ、彼らにも見せてあげたいと語っていました、あざーす!~
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