浦和Jrユースレディースvs神奈川大学、観戦記 | うらじょ

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女サカ好きです。
浦和レッズレディース中心にはなりますけど
いろいろ好き勝手に書いてます。
よろしくですー



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6月6日(日曜日)レッズランド、

15時15分キックオフの予定が、前に行われていたユースの試合の影響で17時に変更しました。


Jrユースレディースの布陣は、

………6…・13……

15……24…11……7

 8……10…22……23

…………1…………

となり、前節早稲田大戦と比較してセンターバックが22番の選手へ代わり、中盤の7番の選手が右SH(サイドハーフ)に移行し、右SHだった6番の選手をFWに、FWに新しく13番の選手を起用。

前半途中から、24番と6番がポジションチェンジを行い、また後半になると入れ替わった選手に合わせてポジションがめまぐるしく変動するのもいつものとおり。

メニーナ戦、早稲田大戦、神奈川大戦とポジションが不動なのは、GK以外には23番、10番、8番、11番のみ。


対して神奈川大は、大柄なワントップをセンターFWに据えて左右にはウィングが張る前線3人に、中盤が4人、DFは3バックという過去2戦とは異なる攻撃的な布陣でした。



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関東女子リーグ第7節神奈川大学戦;


キックオフされー

前半5分、浦和Jrユースレディース右SB(サイドバック)23番が敵陣深く侵入して中に折り返すと、15番加藤千佳選手がゴール前に飛び込んで合わせて先制。


前半7分、浦和の攻勢から、敵陣PA(ペナルティエリア)前やや右の位置でファウルを受け直接FK(フリーキック)を獲得。

浦和10番が蹴り上げたボールは、鋭いライナーでゴール左上に鮮やかに決まり、早くも2点目が入ります。


~その後、攻撃の圧力を増して前半のポゼッションをほぼ圧倒していく神奈川大相手に、浦和にとっては序盤のチャンスをモノに出来たことは大きなアドバンテージとなりました。

神奈川大は、1トップのFW8番の選手が身体能力に勝り、くさびとしての強さを存分に発揮していました。

他選手も積極的に前から奪いに行く姿勢がうかがえ、浦和陣内での攻防が続く状態が多くなります。
パスを繋いで攻め入るのではなく、球際の強さを発揮してゴリゴリと前進していくような印象。

浦和は、特に縦へのハイボールや高いバウンドのボールの対応に苦慮し押し込まれる場面が見受けられました。


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16分、PA内にドリブルで侵入して来た神奈川大の選手を倒してしまいPKを献上。

きっちり決められ2-1に。


25分、神奈川大、左からグラウンダーのクロスを入れると、PA内左で受けた選手がシュートも、浦和GK池田が
弾き出して難を逃れます。


28分、浦和が攻勢に転じ、右SH7番の選手が敵陣に持ち込むと、中央から抜け出たFW24番の選手へスルーパスが通り、ゴール前でフリーな状態に。

GKと1対1になるも右に放ったシュートはGKに弾かれる。なおも浦和の攻撃が続きCK(コーナーキック)を得ました。

しかし、CKからのリバウンドを神奈川大に奪われると、FW8番の選手が中央をドリブルで一気に抜け出して追随を許さず、浦和GK池田と1対1をかわしてシュートを決め、2-2の同点となりました。


~神奈川大の前線からのプレッシャーは強力ですが、反面でDFの裏を突かれると脆いところがあります。3バックの間隔が大きく開いていたのも気になりました。

浦和は、防戦から間隙を突いてのカウンターが有効であり、特に右サイドからの突破が目立っていました。


35分、前がかりで高い位置の神奈川大のDFラインを、浦和FW24番(13!?)があっさりと中央から抜け出すと、PA内に入り左後ろに戻す。PA前で待ち構えていた左SHの加藤選手がじゅうぶんなシュート体勢から一閃、ライナー性のゴールが右隅に決まりました。


3-2と浦和が勝ち越して前半を終えましたー


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後半に入り、

3分、浦和が高い位置でボールを奪われるピンチ。シュートを撃たれるも右上に外れていきました。


6分、浦和右SH7番が右サイドから抜け出すと中に折り返し、最終的には左PA内まで追走していた加藤選手にボールが渡り、フリーな状態から楽々とゴールを左に決めました。

浦和4-2神奈川大


~ここから長らくお互いに膠着状態が続きます。
神奈川大の積極攻勢と、浦和が守備から隙をうかがう構図は変わらないのですが、互いになかなか決定的なシュートにまでは行き着きません。


浦和は右サイドから攻め入るも中で折り合わず。

神奈川大は時間の経過とともに運動量が落ち、次第に1トップ8番の選手が孤立していく様子に見えました。

ようやく浦和側からのシュートらしいシュートは後半30分、右SB23番が遠めから放ったもので、GKが容易に正面でキャッチしました。


39分、神奈川大が浦和陣内でのFKから浦和がボールを奪うと、右SH7番がサイドライン際をドリブルで駆け上がり中へ折り返し、中央の6番を経由して、途中交代で入った左の9番までボールが渡り、シュート。

ゴール前の神奈川大DFに当たって方向が変化したのか、オウンゴールとなり5-2となりました。

(見ていた位置が遠く、9番のゴールにも見受けたが、記録を確認するとオウンゴールとなっていましたので)


それから程なくタイムアップとなり、試合終了。

浦和Jrユースレディースが5-2で神奈川大に勝ちました。加藤選手はハットトリックの活躍をみせました。


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浦和Jrユースレディースの試合を日テレメニーナ戦・早稲田大戦・神奈川大戦と、今回初めて続けて見る機会を持ちました。

いずれも強敵相手で一度攻め込まれるとなかなか反撃に出るのが容易ではないのですが、試合の中で次第に相手に順応し修正していくフレキシブルな対応力をJrユースレディースの選手たちから感じ得ました。

ひと回りも上背が違う相手に、巧みな足さばきと補完しあうサポートとの連携で乗り越えていく姿には魅かれるものがあります。


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日本代表のコートジボアール戦後、朝日新聞にー

「実際に相手の身体能力が勝っているかより、そう心理的に思い込むことが自らの動きを鈍らせる」という記事がありました。

大久保選手は「簡単に倒れない相手なら、より強くぶつかって行ってもファウルはとられない」と、逆にメリットとして捉えているコメントをしています。

果たして今後、有効に実践出来るのかどうか!?


克服して能力を発揮出来ているJrユースレディースの選手たちを見ていると、そう思うのですー



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