センターサークルには後藤と、新たに松田典子がツートップとして出場して来ました。
ポスト安藤として、私的には大きな期待を寄せる後藤と、そして松田です。
キックオフ直後、後藤がドリブルを開始するとマリーゼ守備陣がひとりふたりとあっけなくかわされてPA前フリーの状態に。
ドリブルから勢い良く間髪入れずに、後藤が伸びやかな弾道のミドルを叩き込み、ゴール右に決まります。あっけなく1点返しました。胸をすく思い…
がしかし、マリーゼの猛攻はここからが本格的に起動するきっかけにもなったといえるでしょうかー
私が見学していたより遠いマリーゼ側で、浦和がメタメタにされているー
以下は時系列でマリーゼの得点経過をー
後藤のゴールからほどなく、左SBに入っていた堂園が抜かれてどフリーの選手に決定的シュートを許す→弾き返したものの、左から切り崩されてゴールネット上段に突き刺される3失点目。
後半12分、後半から左MFに入った岩倉が、マリーゼゴール前のDFのミスを奪いゴールを決める。
(この時点で、浦和2-3マリーゼ)
後半13分、浦和がセンターライン付近左でボールを失うと、浦和の右裏のフリースペースへすばやく展開され、マリーゼにとっての左サイドゴール前まで一気にドリブルを許し→ゴールを決められる。
後半15分、FK後だったか、ゴール前で双方が混戦となり、浦和は何度もシュートブロック等応戦するも、結局押し込まれて得点を許す。
後半18分、ふたたびゴール前の攻防から、後ろに待ち構えていた鮫島にPA前から鋭いミドルを見舞われ失点。PA内の数人の頭上を越え、ゴールポスト直下でGKの手の上をすり抜けた、やや左に切れていく弾道のすばらしさは見事であったと思います。
後半22分、マリーゼの右センタリングから、ゴール前左でまごつく浦和DF(誰だったか不明、てか私的に呆然自失状態…)から容易く奪った鮫島が、GKもかわしてゴールに流し込みました。
以上マリーゼ7対2浦和で、後半を終了しました。
その後、もう1本30分の練習試合が組まれたのですが、結果は0-0で、浦和のGKに山郷が、他に堀田、木原、12番の西田ではないJrユースのFWなどが加わっていました。
マリーゼはほとんどの主力がすでに上がった試合ではありました。
心配ですー
たとえば昨年のフェスタは最終戦がJEF相手でした。
その試合の前半は2009年開幕戦と変わらないベストメンバーを組み対戦していたと記憶しています。
開幕直前のプレマッチなら当然と思います。
今季安藤、彩子が抜けました。
それを補い余りあるレッズレディースだと、過信している自分でもありました。
しかし、現実に目の当たりにした浦和は、あさっての試合はおろか、来週の開幕戦のメンバーが満足に揃わない状況である不安を感じてしまうのです。
熊谷・櫻本が代表合宿で怪我をして離脱、土橋はフェスタの最初うちはプレイをしていたが合流しなくなったとか(レディースをもっとも詳しい方に聞いたお話)、西田も怪我!?、森本に窪田がいない…北本。
詳しい状態のことを応援の諸先輩方にお聞きした選手もいましたが、とにかくレッズレディースはあまりよろしくないチーム状況ではある様子です。
今回のフェスタでの浦和の陣容が、じつは若手を起用しているとか試験的なものだとか、そうとも言い切れないことであることは認識して、シーズンを迎えたいと思います。