脳科学者の茂木健一郎さんの講演内容で、
私にとって、すごく役に立っていることがあります。
それは、
「休養とは何もしないことではない」
というお話です。
仕事の日は、忙しくいしているのだから、
お休みの日は、何もしないのが一番の休養だと思いますよね。
ところが、茂木さんは、そうではないとおっしゃるのです。
普段の仕事が頭脳労働が中心で、頭を使うことが多いなら、
休日は、体を積極的に動かすことをするといい。
たとえば、野良仕事をするとか、田んぼに入って、長靴で田んぼに足を突っ込み、引っこ抜く。
こんな肉体労働で、クタクタになるのが、一番の休養になるのだそうです。
休養とは、何もしないことではなく、普段使っていないところをたっぷりと使って、忙しくする。
すると、睡眠が深くなって、結果、休養となるのだそうです。
この発想は、目から鱗であると同時に、すごく思い当たる内容でもありました。
確かに、普段の仕事とは違うことをするとリフレッシュして、
気分も良くなりますし、体を動かすことで、心地よい疲労感でぐっすり眠れます。
普段の仕事とは、違うことをする・・・
私は人前で話すのが仕事。
3時間、普通の人の1.3倍速のスピードで話し続けます。
その私の休養、逆のことをする・・・
それは、話を聞くこと!
そうか!
私にとって、
私の3倍以上、話をしてくれる妻の話を聞くことが、
最高の休養になっているのですね。
感謝!
在り難い!・・・本当の意味は、It's a miracle!