コロナ禍になる少し前、
年間200日以上出張していました。
その時のスケジュールを見ると、
自分でもよくやっていけていたなと思います。
おそらく、コロナにならずそのままのペースで出張研修、講演を続けていたら、
私は身体を壊していたのではないと思います。
その意味では、自分勝手な思いですが、ありがたい期間だったとも思います。
そんな出張続きの頃の思い出です。
毎回の出張は、大体4泊から5泊ほど続くことが多かったのです。
国内出張なのに、海外旅行の持っていく一番大きなスーツケースを引っ張っての出張でした。
ある時の出張、その初日のホテルについて、荷解きをしてびっくり。
持ってきていた替えの服のうち、靴下だけを見事に忘れてきていたのです。
これからの5日間の出張、さて靴下をどうしよう。
気がついたのは、仙台のホテルです。
翌日、早朝に東京に移動する予定だったので、仙台駅隣接のホテルを利用していました。
さて、「靴下」です。
もちろん、百貨店に行けば靴下は売っていることは分かっています。
さてさてと、仙台駅の商業施設を見回してみると、そこに、
「靴下屋」というお店があるではありませんか。
靴下だけを探している私の目の前に、
靴下だけを販売しているお店が現れたのです。
専門店だから、奇抜で変わった靴下だけかもと、
おそるおそる店舗に足を踏み込んでみると、
ビジネスマン向けの正統派オーセンティックな品揃えのコーナーもありました。
嬉しくなった私は、今回の出張分で足りる以上の靴下を購入していました。
そして、お会計の際、
「靴下屋」のスタッフは、丁寧に商品を梱包しながら、
靴下の正しい洗濯法とゴムの伸びない畳かたをレクチャーしてくれたのです。
知らなかったことを知ることができた!
購入に対する満足度がさらに上がり、テンション、マックスになりました。
靴下、忘れてきてよかった!
いや、靴下を忘れてくることは、
偶然ではなく、このお店と出会うための必然だったのでは!
そう思えるほどです。
今日、たまたま、その「靴下屋」さんの創業者さんの記事と出会いました。
その創業者さん、
「自分の前世は、靴下だったのでは」
そう思うほど、靴下を愛されていたそうです。
その愛情が店舗でスタッフを通じてお客様にまで届いている。
なんだか深い感動を覚えました。
明日のほめ達検定3級にその会社のスタッフが何名かで参加されます。
出逢いは、必然・必要・ベスト!
明日も、全力で!
感謝!
在り難い!・・・本当の意味は、It's a miracle!