この数年で、最も大きな気づきがあります。
それは、
「問題解決」する前に解決しておきたいことがある、
ということです。
私は、問題点を見つけたり、
問題となるようなことを聞いたりすると、
解決したくて、解決したくて仕方がない性格です。
いわゆる「解決脳」の持ち主です。
相手に、良かれと思って全力で問題を解決してあげようと、
アドバイス助言をしてしまいます。
ところが、この問題解決に、まっしぐらが、
相手が求めていることではないということが分かったのです。
「問題解決」するまえに、解決しておきたいこととは何か、
それは、相手の「感情問題」です。
相手が抱えている問題で、どのような感情になっているのか、
そのことに意識を向けて、その感情に対して自分ができることは、どんなことがあるだろうかと考えてみる。
多くの場合、相手の「感情問題」を解決する鍵は、
「共感を伝えること」です。
共感を伝える、相手と同じ気持ちになれなかったとしても、
共感的理解を伝えてあげる。
じつは、このことが問題解決してあげる以上に、
相手に救いを与えることになるのです。
問題解決の前に、相手の感情問題を解決する。
その為に相手の感情にフォーカスする、意識を向ける。
そして、相手が求めている共感を伝える。
この気づきを得てから、周りの人との接し方も変わってきたような気がします。
この気づきに、感謝!
感謝!
在り難い!・・・本当の意味は、It's a miracle!