自分自身が救われた、
「ほめ達」を伝えるために、
さまざまな手段を講じて、を試行錯誤の挑戦を続けてきました。
「ほめ達」の前身は「ほめる覆面調査」でした。
ダメ出しが得意だった自分が「ほめる」ことで、
ビジネス的な活路を見つけることができた、
「ほめる覆面調査」、画期的なことだと思いました。
飲食店やサービス業で働く人に元気と勇気を与える、
人を元気にする人を、元気にしたい。
そして、そのお店が活性化して、輝き、
その輝きにお客様が集まって来られる。
お客様も、働くスタッフも、
そして経営者も笑顔になれる、そんな職場環境を作っていきたい。
今の時代でいうならば、「心理的安全性が業績を向上ささせる」
働く人に、「働きがいを」
お客様に「満足と感動を」
経営者に、「スタッフの成長こそ企業成長の根源である」
とうことを実感していただけるサービスの提供、
それが、ほめ達協会ができる前の
経営母体「C's」（シーズ）の
設立、創業の精神でした。
その実現のために、何をしたのかというと、
「たった一人を探す」ということでした。
たった一人でいいから、
この考え方に、共感していただける人を見つける。
働いてくれている人を大切にしたいという経営者を探す。
この一点だけでした。
簡単な道ではありませんでしたが、
ネット上で、経営者のインタビューなどを調べて、
共感していただけそうな人を探し続けていました。
そして、ネットで見つけた小さな記事がありました。
大阪で鳥貴族を運営されている「ダンク」という会社の社長、
現会長の片岡達治さんを紹介している記事でした。
16年前の2007年に見つけた、小さな小さな、
片岡さんへのインタビュー記事を見つけて、
すぐに片岡さんにアポイントメントを取らせていただきました。
その最初の面談で、片岡さんからいただいた言葉は、
「私は、アルバイトを含め社員、スタッフの皆を輝かせたいと思っています」
「うちの社員さん、いや、アルバイトスタッフを輝かせることが西村さん、出来ますか？」
というものでした。
私の答えは、
「もちろんです！」
「そのためのご提案です！」
片岡さんの前にも、多くの方にご提案させていただきました。
「ピンとこないなぁ」
「西村さんの提案には、チャリン！という音がしないんだよね」
様々なご意見を頂戴しました。
ダンク、片岡さんにご採用いただいてから、
片岡さんのような経営者、リーダーにお会いすることが
圧倒的に増えてきました。
たった一人かもしれないけれども、
自分の考え方に共感していただける、
たった一人の後ろには、その人のような考え方をする、
素敵な人たちがいっぱい繋がっているのだ、
ということ15年、実感し続けています。
本当に、ありがたいことです。
一人でもいいから、
こんな人と、一生、一緒に生きていきたい。
一生、一緒に仕事をしていきたい。
そんな人が見つかると、
そのような素敵な人が、あとにズラッと続いている。
あらためて、実感します。
たった一人と出会う旅。
これからも続けていきたいと思います。
感謝！
在り難い！・・・本当の意味は、It’s a miracle!