今日もオンラインでの企業研修でした。
2時間の研修をメンバーを変えて2回、
午前10時からお昼まで、午後1時45分から午後3時45分まで、
人と店舗の魅力を上げるポイントをお伝えさせていただきました。
研修の中で、グループワークを行い、その様子を巡回して拝見しました。
ワークの内容は、自分がいる店舗の素敵な人を一人決めて、
その素敵な人の素晴らしいポイントを具体的に発表していただくというもの。
皆さん、素敵な発表ばかり、グループワークの場がどんどん和んでいきます。
具体的なエピソードが語られていくのですが、
誰かのことをほめている人って、本当に輝いて見えるな!とあらためて実感しました。
そして、もう一つ実感したことがあります。
それは、誰かの素晴らしい点を発見して伝えている方は、
自分の中にある素晴らしい点を自分でも気付かぬうちに見つけていらっしゃるな、
ということです。
人は、自分の中に無いものを相手の中に見つけることはできないものです。
誰かのことを、素敵だと思う、自分にはとても出来ないことだと憧れる、
素敵だと感じたポイント、憧れると思うポイントは、じつはその人自身の中にある、
才能の種なのです。
もうすでに開花している能力もあるかもしれません、あるいはまだ開花していない才能の種です。
「あの人の気配り、すごいなぁ、自分には無理だ」
「私って、気配りできない人だ」
と感じてしまうこともあるでしょう。
ただ、本当に気配りができない人という人は、
周りの人が気配りしているということにすら、気がつくことができないものです。
ですから、誰かの素晴らしさに気づくということは、
自分の中に眠っている才能の種に気づくことなのです。
周りの人の素晴らしい点を見つけていくことは、
自分の中にある素晴らしい点を見つけていくことなのです。
「憧れは、その種を自分の中に蒔く」
憧れられる人も素敵ですが、
誰かを憧れる人は、もっと素敵!ですね。
憧れ体質になりたいものですね。