人は二度死ぬ。高倉健さん | ほめ達!西村貴好オフィシャルブログ

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世の中を明るくし、真に豊かな社会を実現する日本ほめる達人協会 理事長 西村貴好のブログです。

「ほめ達!」検定3級の中で、
人は二度死ぬ。というお話をさせていただいています。

一度目の死は、
この身体が役目を終えて、お葬式を出すとき。
肉体の死。

二度目の死は、自分のことを覚えてくれている人が
誰一人居なくなってしまうとき。

もうすでに亡くなった人でも、
覚えていて、時おり話しているうちは、
その人はまだ二度目には亡くなっていない。

そういう意味でいうと、
坂本龍馬やウォルト・ディズニーなどはまだ亡くなっていない。
生きていた時以上に色濃く生きている人もいます。

今月、11月10日に高倉健さんが亡くなりました。
本当に残念で、寂しいことです。


あらためて
高倉健さんの映画を観なおしています。

高校受験の時、正月の深夜から朝まで
健さんの任侠映画がオールナイトで連続で
テレビ放映されていたのを
全部観ていました。
受験勉強からの逃避で集中して観ていたのかもしれませんが、
凄く格好よくて、次の映画次の映画とむさぼるように観ていました。


男として、人として格好よかったです。
任侠がヤクザになる前のお話だったと思います。

不条理に堪えて、堪えて、
自分の不器用さのため大切な人を失って、
そこで立ち上がる。

切ないほどの真っ正直さ。
このことを教えていただいた映画群でした。
(昭和残侠伝そしてそれに続く唐獅子牡丹シリーズ)

これから、
時間を見つけて、
中学生だった自分が影響を受けた映画を
見直して観なおしていきます。

私も
「不器用ですから」