かつて友人にこう教えてもらいました。
「情報量は移動距離に比例する」
この言葉を知って以来、移動が面倒で無くなりました。
そして、パッと頭に浮かんだイメージが「竜馬がゆく」。
※「竜馬がゆく」は司馬遼太郎先生が、
坂本龍馬に敬意を払いつつ、小説であることを
明らかにするために龍馬を竜馬としたそうです。
この小説の中の竜馬は、つねに移動しています。
飛行機も新幹線も無かった頃に、
土佐から江戸、江戸から京都。
京都から長崎、長州(山口県)、薩摩(鹿児島県)へ
飛び回ります。
そして様々な人と交流し、情報を仕入れていきます。
仕入れた情報が、次に逢う人にとっては新鮮で
それがまた竜馬の魅力となります。
情報が大きな価値を持つ時代だったのです。
今は移動しなくても、パソコンの前でインターネットを検索すれば
情報は手に入ります。
しかし、本当に価値ある情報は、実際に移動してみると、
そこに「落ちている」ものなのです。
これは体験した人だけが知っている感覚なのかも知れません。
情報を拾って歩く。
こんな生き方をこれからも意識していきます。
そして、
情報は、「情けに報いる」。
いただいた情けに報いる生き方も、心がけていきます。
感謝!
在り難い!・・・本当の意味は、It's miracle!