「ほめ達!」は、めっちゃ、おじいちゃん子でした。
おじいちゃんにすごく可愛がってもらって、大きくなりました。
おじいちゃんの源吾さんは、
石川県出身、15歳で大阪の銭湯、お風呂屋さんに丁稚奉公に出てきて、
そして、苦労に苦労を重ねて、
商売人として成功しました。
そして、
子どもや、孫には苦労させてくないと、
さらに頑張って、
「ほめ達!」を見事な、愛すべき「アホぼん」にしていただきました。
※大阪弁で「アホ」はほめ言葉です。
「ほめ達!」が心から尊敬するおじいちゃん。
今から20年ちょっと前、平成2年に亡くなりました。
おじいちゃんが生きていたころは、
カリスマじいちゃんの陰に隠れて、あまり目立たなかった、
おばあちゃんが、おじいちゃんが亡くなった後、
どんどん、輝きだしました。
健康クラブにはいり、プールで泳いだり、(70歳にしてスタート)
社交ダンスを本格的に習い始めたり、
健康クラブで新しくできたお友達と旅行に行ったり・・・。
女性って、強いなぁ!
奥さんを先に亡くした男性は、しょぼくれるのに、
旦那さんを、看取った奥様は、どんどん輝きだす!
ははは!
うちの奥さんをさらに輝かせるには、
先に・・・、
いやいや、ダメダメダメ。
そんな輝いていてた、
そして、
「ほめ達!」を西村家の総領跡取りとして
かわいがってくれていた、おばあちゃんが亡くなりました。
身近な大切な人が亡くなるとき、
大切なメッセージをいただきます。
それは、
この世の中に、
「絶対!」ということはあまり無いけれど、
一つあるよ、というメッセージ。
その一つとは
「絶対に、人はいつか死ぬということ。」
どんなに素晴らしい人でも、必ずいつか死ぬ。
だから、
死ぬということを、心配していても仕方がない。
心配すべきは、
死ぬということではなく、
「生きてこなかった」という後悔をしないこと。
いつやってくるか分からない、最後の瞬間を迎えるときに、
「自分は生き切った!」
と言えるかどうか。
それが、問題。
おばあちゃん、ありがとう。
貴好も、生き切ります。