●少人数学級と教育でのICT活用について(カナダの場合) | 西の なおみ トランジション日記。

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府中市議会議員 西の なおみ のつれづれ日記。
持続可能な地域社会への移行。
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今回、少人数学級を求める陳情が出されました。

しかし、本会議で不採択となりました。悲しー😭

 

コロナの影響で休校が長引き、6月に再開された際には分散登校で少人数で分けて登校が始まりました。

出席番号の偶数と奇数で半分に分けての授業。先生方は大変だったと思いますが、子どもたちはゆったり授業を受けられていたようです。

これを機会に、少人数学級に舵を切れないかと思っていました。

 

 

昨年、カナダに滞在する機会がありました。

地域のソーシャルワーカーに長男が連日、家族の付き添いのために病院に行っており、学校に行っていないことを指摘され、

教育委員会がその日のうちに地域の小学校に連絡し、翌日から地域の小学校に通うことになりました。

早っ!!

「子どもの最善を最優先に」というのは、こういうこと?

 

息子は、英語がしゃべれないのに、みんなの前で自己紹介をしたと言います。自宅から小学校までをグーグルマップを使ってこんな風に学校に通ってるんだ、と説明したとか。

確かに、今は翻訳機能を使えばすぐにその場で通訳できますし。

迎えに行った時には友だちと楽しげにコミュニケーションを取れるようになっていてびっくり。

ITは、バリアを取り除くツールになると思いました。

障がいや言語、登校のしづらさなどを抱えた子どもたちにとって、ITで「バリア=壁」を低くすることができるんですね。

 

そして、クラスの人数の少なさ。20人くらいだったかな。

黒板のない教室は、席も自由で、カーペットの上に寝そべって授業を受けてもOK。

こんな学校があったら、どうだろう?日本で実現するかな。

 

「Breakfast club」という時間が朝、設定されていて申し込めば朝食を取れることになっていました。

「学校カフェ」みたいな感じなんでしょうか。こういうの、あるといいなあ。

 

9月8日に開催された教育再生会
議でも、少人数学級を進めていく方向性が打ち出されました。今こそ、少人数学級に!!

 

5月に書いた記事があるので紹介します。

コロナ禍でソーシャルワークの大切さを思い知らされました。

子どもたち、若者に寄り添った社会を作るためには、抜本的に足りないのが、寄り添い型の施策だと感じています。