悲しいお知らせが続きます。
12月25日クリスマスの未明にわさび(右)が、そして僅か数時間後、母猫のなきむし(左)が息を引き取りました。
とても仲の良かった親子、どちらも推定11歳以上、ここ最近痩せてきていたので、毎日捕液を受けていました。
母猫のなきむしは最近わりと好調だった為、少し安心していたのですが、息子のわさびが危篤になってしまうやいなや、急激に体調を崩してしまいました。
グループラインに25日になったばかりの真夜中に送られて来た写真。危篤のわさび(左)にぴったり寄り添う母なきむし
手を回して息子を抱きしめています。
このままわさびは息を引き取りました。
夜が明けて母は、愛息の後を追うように静かに旅立ちました。
何年もずっと同部屋で過ごしてきたビビ(左)が、じっとふたつの亡骸を見つめていました。
にわかには信じがたいですが、現実でした。悲しいを通り越して、貴く胸を打つ旅立ち。
シェルターで1、2を争う人懐こさで、スタッフを毎回大歓迎してくれて、3度のメシよりも抱っこが大好きだったわさび。同腹兄弟のラヴィと、肩や膝の取り合いが毎回のお約束で、それが彼等の健康のバロメーターでした。
↓膝の上でまるでコアラ🐨な兄弟(右がわさび)。ずーっと何時間でもこうしていたい兄弟を、泣く泣く下ろして作業しないと時間が足りないスタッフの心中をご想像下さい💦(心の余裕を持って動物と接したいため、お手伝いをして下さるボランティアを募集中です😁)
私は亡くなる約50時間前の夜のお世話だったのですが、その日もわさびとラヴィは痩せた身体で全力でしがみついて来ました。兄弟2匹を抱きながら、なんとなくですが、わさびとのお別れが近い気がして、私は「いつもありがとね、大好きだよ」って伝えました。
↓母猫のなきむしはその時は元気で、普通にごはんも食べて水を飲み、寝床に入って休んでいたので、特段構ってやらなかったことを今悔やんでいます。
あなたは本当に偉大で素敵なお母さんだったよ🤱
同じ日、しかもクリスマス🎄に親子が逝ったのは、絶対に偶然なんかじゃないって思います。
旧トレーラーハウス組のシンボル的存在だった親子は去ってしまいましたが、なきむし母さんの忘形見のラヴィ&ロン兄弟が居りますし、新入りさんも加わって、変わらず賑やかな新部屋です。
淋しいと泣いたって、飽きるまで抱いてやれば良かったと後悔したって、逝った命は戻っては来ません🥲私はその心残りを、今生きている子への愛情という形で消化したい思います。
一期一会。
わさび、なきむし、
あなた達の訃報を書いている事、まだ夢の中の出来事のようです。会えて良かった。ずっとずっと大好きだよ。最後の一年間は、出入り自由な広い庭付きの新しい部屋で、親子で快適に過ごせてきっと楽しかったね。安らかに。
スタッフ 中山