私は穴埋め要員じゃない。 | ちゅらうみカフェ〜西山美海は多くの人たちの光になります〜

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女優:西山美海(みなみ)のブログ!
私の生き様と考え方、活動についてを皆さんにお届けいたします。女優としての日々の過ごし方や心の持ち方を綴ります♫多くの人たちに光を照らしたい…。

私がハタチそこそこの時から、


広く浅く長く、笑 
仲良くさせてもらってるプロデューサーさんがいます。


いや…一緒にゴルフとか行ってるから実は結構仲良しかも。



その方とはすごく縁があって、私が学生あがりでぺーぺーすぎてた頃


映画やドラマのスタッフをやっていたときがありました。


それが…偶然にも!



3回くらい現場が同じだったのです。



それから時が経ち、一昨年くらいに私はその方の要望で



とある現場のアシスタントプロデューサーになる可能性がありました。



その話は延び延びになり、最終的にはナシになったのですが



先日もお話しをいただきまして。



それは、春までの期間、制作部をやらないかという内容でした。




私はかつて、スクリプターや制作進行、助監督まで経験していたので



ある程度のノウハウは知っています。



こなすにはこなせますが、向いているわけではありません。



その人は、私が一生懸命仕事をしていたのをずっと見てくださっていたし



唯一、私のことをいじめずに見守ってくださっていました。



私が一生懸命やるから、仕事をふってくださっているのだろうし



私が稼げるように想ってくださってのお話しだったと思うのですが






なんか忘れられているような…







あの、私……







「演者」です!!!!







つまり、双方の認識が違うんですよね。



その方は、私のことを出来損ないの娘として



かわいがってくださっているのですが、



あなたが知らないところで



私は成長していますよ。





そろそろ…





役者としての私を…





認めてほしい。






その人が思っていること、



なんとなくわかるんです。



私がちゃんと演者として活動していることが、少し恥ずかしいのだと思います。



娘の活躍は、ちょっと照れがありますよね。




だけどね…



私は一歩…といわず何歩も、



先へ先へと踏み出しています。



今回も映画の一員として呼んでくださったし、



きっとちょい役で出してもらえることもあるのでしょう。



だけど私はかつて、それを繰り返してきました。



スタッフとして働く傍ら、ちょい役で出演。




よくあるはなし。




何度も経験しています。



その先に、何があったか…




特に何もありませんでした。





それがわかっているから、



今回の話しは、丁重にお断りしました。




誰でも、お世話になっている人に対して



自分の意見をしっかり伝えることって



実はすごく勇気のあることだと思っています。




せっかく私のことを思い出してくれて連絡してくれたのです。



また断ったら、もしかしたらもう2度と声をかけてもらえないかもしれない。



でも、いいんです。




今の私は、自分がやりたい方向の意思を



伝えなければいけないと思いました。







「私は、演者として呼ばれたいです」






そのことを、しっかり、丁寧に、




お伝えしました。



こんなことは言いたくないですが



制作部としての役割ができる方は、



私じゃなくても、他に誰かいるでしょ?



私、できるけど、専門じゃありません。



私のことは、なんのしがらみもなく雇えるかもしれないけれど



本当にやりたいことではありません。




演者としての意識をしっかり伝えたら



その人は、しっかりわかって下さったようです。



勇気を出して伝えたことによって今後きっと、私のことは、



演者として考えてくれるようになるんだろうと感じました。





少し前にもお話ししましたが、



別の案件で、今月から地方公演のある舞台に出演しないかというお誘いがあったのですが


結局、お断りしました。



蓋をあけたら、


座長が、嫌いな女優を降ろしたから、


1人女優が必要だったということ。





あのさぁ……




私…







穴埋め要員じゃないからね。









私はその劇団さんにとって、かなり役に立つ存在だと思っていますよ。


踊りもできるし芝居もやるし、着付けもできます。


それが必要な芝居だったので、かなり便利な人材にはなっていた筈です。



それが、誰か1人を降ろしたから人が足りないという理由で



なぜ私が使われなくてはいけないの?



私は誰かの代わりじゃないし、何でも屋ではありません。



私は私の尊厳があります。




そんなことを目の当たりにして私は、



だんだんと



自分を大切にするということはどういうことか



わかってきたのです。




人手の足りないコンビニのバイトじゃないんだから。



誰にでもできるようなことで



人手不足だからって、なんで私が都合よく使われなくちゃいけないのですかね。



私は、私にしかできないことで、私自身で表現したい。



それが、役者でしょ。



そう、思いました。



みなみだから、みなみちゃんだから必要と言われるようにならないといけない。



安請け合いしない、自分を安売りしない、



なるほどこういうことなのかもしれないと、



私は近頃、理解してきました。




何かを頼まれること、いろいろあると思います。



本当に必要とされているのか、



自分にしかできないことなのか、



見極めて、生きていきたいですね。



自分の尊厳を、守りましょう。






































今日もありがとうございます^ ^

































西山美海は、

多くの人たちの光になります。