12月16日木曜稽古 | 西警察少年剣友会

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西警察少年剣友会は、愛知県警西警察署をお借りして、主に小学生、中学生の指導・育成につとめています

木曜日の稽古は久しぶり

2週連続でお休みしてしまいました。

この時期は色々とありまして。

ここ1週間で2人の女の子が入会

2人共今頑張っている子達の妹。

そして一人のお父さんも30年ぶりに再開。

新たに防具を買って、本日リバ剣スタートです。

娘の稽古を見ていて血が騒いだのでしょう。

なかなか思うようには体が動かないようで、苦労されていました。

しばらくは無理しないように、除々に体を慣らしていただきたいと思います。

早速、足裏が破れてしまったようですが・・・・

 

今日は発声の話

大きな声を出すのは当たり前ですが

発声というより発音

打突部位を発音していない

「-※〒〆♫~~」

何を言っているのかわからない。

しかも打ったあとに

「・・・、んあーーー」

 

小手を打ったら

「コテ」

面を打ったら

「メン」

胴を打ったら

「ドウ」

と発音してください。

「メーーーン」でも「メンーーーー」でも「オメーーーン」でもいい。

 

打つ前に言ってもだめ、打ったあとでもだめ、打突した時に言う。

大きく、長く、

打つ前は気合で声を出す、打ったときは打突部位を、そして打ったあとはそのまま伸ばす。

声を伸ばすことで体が動き続けます。

残心をとるまで声を出し続ける。

人間は基本的には息を吐きながら動く

息を吸いながら100メートルを走る人はいません。

吐きながら、あるいは止めて瞬発力を発揮する。

声を出すことで体の中の空気を吐き出す、吐ききることでまた新鮮な空気が体の中に入ってくる。

苦しいときは息を吐く、体に空気が残っているのに、苦しいから吸おうとする、新しい空気は入ってこない、また苦しい。

吸うために吐くのではなく、吐くために吸う。

吐く分だけを吸う、たくさん吐けばたくさん吸える。

だから発声も大きく長く、吐ききる。

すると打ち切れるし、足も動き、抜けも早くなる。