本日は金胴。
参加した小学生は3人と少ない。
総当り戦で行いました。
結果はY君がディフェンディングチャンビョンに。
T君とO君。
まずはT君。
まだ剣道をはじめて月日が経っていないし、そもそも試合に出たこともない。
どうしたらいいのかもまだよくわかっていないかもしれない。
まずは大きな声を出すこと、そしてここぞと思ったら思いっきり振り切ることを意識してください。
そして、O君
最近いい打ちが出るようになってきました。なんとか一本に繋がるように工夫しましょう。
礼式の際
「何が足りないと思う」
「なぜYくんに勝てない」
なぜ打たれたのか、どこをどうすれば打てるのか考えてますか?
ただ週に2回言われたとおりに稽古していればそのうちなんとかなると思っていませんか?
Y君もみんなと同じように週に2回稽古をしています。
同じことを同じ様にやっていてはなかなか差は埋まらないよね。
試合をして勝った負けたよりも、その内容。
お母さんが撮ってくれた動画、みてますか?
負けには負けの理由があります。
その負けの理由を一つづつ克服していかなければ、また同じことを繰り返します。
自分で分析し、改善する。こうして少しづつ成長します。
試合をすることで自分の足りない部分がわかります。
負けた経験をそのままにしておいてはいけません。次への肥やしとすることで負けたことにも意味をもたせることができます。
剣道の稽古は道場でしかできないのではなくて、むしろ実生活にこそ稽古の場はあります。
当然、竹刀を振ったり、走ったり、筋トレしたりということも大切ですが、夏休みでの生活の仕方の中でも自分を鍛えることができます。
とくに、ついつい下がってしまう、左足が下がる、待ってしまう、前に出られない。
そんな子は日頃の生活の中で、ちょっとめんどくさいこと、やりたくないことを積極的にやってみる。
早起きする、お手伝いをする、宿題を早く済ませる、などなど。
そんなことで・・・ と思うかもしれないが
当たり前のことを当たり前に、ふつうのコトを普通にこなすことで、後ろめたい気持ちがなくなる。
誰に恥じることなく、誰に文句を言われることもなく、思い残すことなく勝負ができる。
更に、1日1000本素振りをしてみる。毎日毎日。
やりきった自分に自信がつく。
それでも勝負は時の運、全てがうまくいくとは限らない。
でも、少なくとも勝つ人は、必ず努力している。
そしてまた次は2000本振ってもいいし、同じ1000本をもっと濃く濃密に振ってもいい。
これが腕立て伏せでもランニングてもスクワットでも、自己分析をして足りない部分を補う努力をしましょう。
夏休みだから
ちょっとのんびりする
でもちょっと走ってみようか
ちょっと泳いでみようか
ついでに山に登ってみた
最後はタイヤひっくり返して、テコンドーの黒帯をとってしまう
なんてCMやってますね
最後は、
「のんびりしてる暇ないみたい」と
実際には散歩のついでにエレベストに登ってしまう人はいません。
目的を決めて、行こうと思った人だけがエベレストに登ることが出来る。
諦めてしまったら・・・
絶対に行けない。
でもそのきっかけは散歩かもしれない。