寒い。
今週から名古屋は真冬。
雪も降る予報です。
Tさんより譲っていただいたスタッドレス、早々に履き替えておいてよかったー。
道場も寒い寒い。
足がチリチリするぐらいに痛い。
僕も初めから面をつけて基本から参加。
1時間ほど基本をやったが、たいして汗も出ない、足は冷たいまま。
休憩を入れると体が冷えるので、そのまま追い込み、そして懸かり稽古。
それから少し休憩を入れて、最後は地稽古。全員と出来ました。
追込みをしていると子供たちは「ハァハァ」。
そして地稽古していても「ハァハァ」
息が上がるように稽古をさせているので、息は上がらないといけないのですが、呼吸の仕方というものがよくわかっていないんじゃない?
ということで最後は呼吸の仕方のお話。
息を吸ったり吐いたりは、生まれておギャーと叫んだ時から意識することなく当たり前にしてきたと思います。
息の吸い方、吐き方などというのはあまり意識したことがないかもしれません。
剣道ではこの呼吸が非常に大事です。
まずは「ハァハァ」、息を吐ききっていないうちに吸う、苦しいから吸いたい吸いたい。
これではどんどん苦しくなります。
体の空気が入れ替わっていないのでいつまでたっても苦しいまま。
苦しくてもしっかり吐く、そして吸う。
長ーく、しっかり吐く、そして吸うのは一気に。
肺は空気が入っいる状態が通常の形、それを力を入れて絞ると空気が吐ける。
そして力を抜くと一気に空気が入ってくる。
だから吸うのに力はいらない、吐くことに意識を集中する必要があります。
勝手に空気が体から抜けることはない。
しっかり吐くにはどうするか、肩を上げ下げして上っ面で呼吸しているとしっかり吐けない。
肚に力を入れて横隔膜を上下させて肺を絞る、末端の肺胞まで絞るつもりで息を吐く。
空手だと息吹っていうんじゃないかな。
剣道ではこれを声を出すことで行います。
稽古の中でも息継ぎせずに一気に一息で切り返しや打込をしたりします。
呼吸をつくるのは非常に大切です。
苦しいけれど長く呼気が続くように稽古をしましょう。
呼吸。
吸うを呼ぶと書きます。
吸うために吸うのではなくて、吐くために吸う。
吐く量だけ吸えばいい。
吐く以上に吸おうと思うから苦しくなり、ひどくなると過呼吸になります。
これからは上手に呼吸する方法も意識して稽古してください。