お盆が開けて1回目の稽古。
まだまだ、とてつもなく暑いですが子供たちもがんばって稽古しました。
以前からお願いしてあった安信商会さんが来てくださり、剣道着や防具などなど注文を取っていきました。
初心者で入会したO君も、これでやっと剣道着をつけて稽古ができます。
そしてもう一人のO君も防具を注文してもらい、もうすぐ稽古デビューです。
はじめて竹刀を持った時、剣道着を着たとき、僕はもうあまり覚えていませんが、きっとワクワクドキドキしたと思います。
普通に生活していれば、剣道着のように着物のような合わせの服を着ることはないし、ましてや袴をつける機会も少ないでしょう。
今は、ジャージ生地の軽い剣道着などもあり、僕も普段はこれを使っていますが、
本人の意向がない限り、始めは綿の剣道着を買ってもらっています。
袴も本当は綿を使ってもらうといいですが、さすがに小学生には管理が大変でしょうからテトロンを勧めています。
せっかく剣道を始めたのだから、日本人としての様式美ということにもこだわってもらいたいと思っています。
剣道着と袴を付けたときに、襟が落ちて、紐がダラダラとぶら下がっているような着こなしをするのではなく、
ピシッと、凛とした着こなしをしてもらいたい。
正しい姿勢で、正しく着装する、そして正しい身のこなしをすれば、さほど着崩れることもない。
成長期で、どんどん体形が変わっていく子供たちには難しいかもしれませんが、正しい着装を意識してほしい。
着装にしても、剣道の動きにしても、「かっこいい」とか「美しい」と思える形をつくっていってほしい。
美しい打ち方、美しい着装、美しい身のこなし。
なぜ美しいと感じるのか、
理にかなった打ち方、理にかなった身のこなしができていると、その姿は美しい。
理にかなった動き方をすれば、それが正しい。
正しい動き、行動をすれば必ずいろいろなことがうまくいくと信じている。
何をもって、「かっこいい」とか「美しい」と思うかという問題はありますが・・・
その成長の過程で、目標とするものを意識するのはいいことです。
あまり頑なになりすぎず、柔らかい考え方をもって、素直に受け入れながら剣道も上手になってほしいと思います。
さて僕は、10月に予定されている春審査の代替審査、まだ申込をしていない。
今日も褒め上手のO先生からお墨付きを頂きましたが・・・
打ち終わった後の切れを気を付けたほうがいいとアドバイスを頂きました。
確かに、以前審査講習会でも八段の先生に 「いいんだけどなぁ、打った後がもったいない」 と言われたことがありました。
意識して気を付けているのですが、声を出さない稽古のせいで、また尻切れトンボになってしまっていたようです。
受けなきゃ受からないので、そろそろ申込に行くか!