今日は寒い。
勝剣は小学校の体育館、床が冷たいので、いつも足袋を愛用している。
子供たちを指導している間は体が温まらない。
時々早素振りをしたりして、遭難してしまわないように気を付けている。
珍しくN本先生がお休みで、Y先生が指導していた。
僕は下の方、ちびっ子たちを中心に指導をする。
少し前に面をつけ始め、みんなと一緒に稽古を始めた子たちも、それなりに形になってきている。
勝剣は人数が多いため、西警のように一人一人を重点的にみていることはできない。
気がついたときに声をかける程度。
でも、みんなそれなりの形になっていく。
あまり細かいことを言う必要はないのかもしれない。
子供たちは思っている以上に順応性をもって成長していく。
その後の元立稽古。
ひとしきり、子供たちを相手にして、今日は久しぶりにY澤先生に懸かる。
もう結構なお歳だと思うが、打って出るときはコンパクトに、無駄なく打つ。
我慢する稽古。高段者の先生は高齢でも、溜がある。
この我慢比べを稽古する。
ただ、呼吸で我慢するのを忘れていた。
反射とスピードだけで打つことがあった。これではイカン。
スピードと運動能力でやる稽古は中学生や高校生と楽しめばいい。
普段、意識しなくてもできる呼吸は、意識しないと意識できない。
?
意識しないと意識できない?
なんか変な言い回しですが、呼吸することを意識する。
吸うことよりも息を吐くことに集中する。
稽古になると忘れちゃうんだよねー。