1月11日土曜稽古 | 西警察少年剣友会

西警察少年剣友会

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西警察少年剣友会は、愛知県警西警察署をお借りして、主に小学生、中学生の指導・育成につとめています

今日も一人見学者。

昨年末で閉鎖した道場の子です。

見学とは言うものの、経験者なので、後半の地稽古からは防具をつけて体験してもらいました。

西区の道場は4つになってしまい、少し寂しく感じます。

道場と指導者の確保というのは、どこの道場でも大きな問題です。

 

さて、子供たちもずいぶん積極的になってきました。

自分の問題点がどこにあるのか、どうすればいいのか、自分で考え行動することができてきたように感じます。

切り返しから基本を少しやったら、あとは研究。

それぞれ自分のやりたい稽古を4本づつ打って、相手を代わる。

これもA高校で行っていた稽古で、マネしています。

いいなと思ったら、どんどんマネる。

その中でそれぞれも注意しあい、いいところがあればマネる。

人間一人が思いつくことなど、たかが知れています。

いろんな人の考え方をどんどん吸収し、良いものは取り入れ、いらないものは捨てる。

人によって、いるものと、いらないものは違う。

考える稽古ができるようになってきました。

 

僕も土曜日は自分の基本稽古の日と思っているので、初めから面をつけて基本から。

足構え、左手の納まり、右わきの締まり、いろいろと気を付けながら基本。

ほんの少し重心や構えを変えると、自分が勝手に打たせてもらえる基本打ちは打てますが、

いざ稽古となると、思ったところで足が出ない、遅れる、打ち切れない。

あまりバタバタと動かず、しっかりと構えて、審査に耐えうる形をつくろうとすると打たれる。

 

回り稽古2巡目は開放。

あまり形にとらわれず、稽古をすればそうそう打たれない。

 

案外、審査を意識しすぎて、形が固まってしまっているのかもしれない。

動きも止まってしまい、心が自由に泳いでいないというか、居ついてしまっているかも。

 

あまり狭ーいところへ入り込んでしまわないよう、もっと広い気分で構えたほうがいいかもしれない。