9月5日木曜稽古 | 西警察少年剣友会

西警察少年剣友会

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西警察少年剣友会は、愛知県警西警察署をお借りして、主に小学生、中学生の指導・育成につとめています

今日は出稽古に来てくれた子がいました。

出稽古。

いつもとは違う道場で稽古するというのは、結構きつい。

稽古の流れもわからないため、最初っから全力。

こういう経験をしっかりしていくと人間が強くなる。

 

また、西警の子たちにもいい刺激となる。

いつもとは違う相手、ちょっといいところを見せたくもなる。

 

そのおかげということもないがOくん、今日は良く声が出ていた。

いつもは打つ前の「ヤー」はしっかり声を出すが、打突した時の「メーン」の声が小さく短い。

 

しかし今日のO君は違った。

打突の「メーン」もしっかり声が出ていた。

道場の中でも一番よく聞こえていました。

これからも続けてください。

 

当たり前のことを、当たり前に行う。

確かにそうだが、それができないのが人間。

当たり前のことは、そのとき1回だけできればいいのではなく、当たり前にならないといけない。

そのための稽古です。

まずは出来ないことを出来るように、そして当たり前に。

そして当たり前のことを、普通でないレベルで継続する。

当たり前にできる、ここまでは誰でもできる。

 

はず。

 

ここまでもなかなか難しいのですが、

それを普通でないレベルで行う事で、人より抜きんでることができる。

例えば、素振りを毎日100本振る、と決める。

これを10年、20年、死ぬまで続ける。

雨の日も、正月も、親が死んだ日も、何があっても必ず100本振る。

 

100本振るということで、その動作や体力、身体的な向上も図ることができる。

それよりも、その覚悟。

そしてその覚悟からくる自信。

頑固なまでの覚悟をつくるという効果が大きい。

 

まずは正しい剣道ができるよう、悪い癖を直しましょう。

悪い癖のまま稽古を続けると、その悪い癖が上手にできるようになってしまいます。

意識して、いい癖をつけましょう。