今日はみんな声が小さい。
O智君は体は小さいがしっかり声が出ている。
今日は僕も初めから面をつけて、子供たちと同じメニューを行いました。
指導、号令、自分の稽古。
自分が面をつけると、ちょっと指導がおろそかになります。
気が付いた時にしか声がかけられない。
でも大丈夫、今の時期はこまごま小さな技術よりも、量をこなす。
限られた時間の中で、数多く打ち込む。
50超えたおっさんがやれるので、子供たちは大丈夫でしょう。
もう少し基本の時間を増やして、打ち込みを増やしたいところです。
さて、今日は基本が終わり、地稽古までの休憩時間にT濱君が竹刀を一生懸命振っていたので、アドバイスをしました。
その振り方ではうまく振れない。
大人になって、自分から剣道を再び始めると、子供の頃には、いくら言われても直せなかったクセを、何とかしたいと考えだす。
自分で考えるようになる。
これが大人になるということかもしれない。
子供の頃はシャワーのように、いろんな知識を浴びせてもらえるが、大人になると誰も水をかけてはくれない。
ほしいものは自分で動いて、自分で手に入れなければならない。
もう少し様子を見てから、聞かれてから教えてもよかったのですが、今回だけ。
ついつい口出ししてしまいました。
基本的な竹刀操作の仕方が違うのです。
次からはあまり口出ししません。
自分で問題を解くのも剣道の面白さの一つ。
見て、調べ、体感し、自分のものにする。
楽しい作業を奪ってしまっては申し訳ない。
あまり出しゃばるのもよくないですね。