まだまだスポ館。
以前は週4稽古だったのが週2ペースになって、どうも体がしっくりこない。
来週ぐらいからは何とかならないかと思っています。
ということで今日の稽古。
メニューはいつも通り。
最近は腕立てをやめて股割。
追い込みを混ぜて、引き技も入れる。
応じの技も、出ばな技を中心にして、稽古しています。
そして回り稽古、かかり稽古。
まず声が出ていない。
ここで何回かいただろうか。
もうあまり言いたくないが、声を出さなきゃ剣道にならない。
大きな声を出すから、体が大きく動く、体が大きく動くから、打突がしっかりする。
「気」があるから「体」も「剣」も成り立つ。
気持を表に出していかないと何も伝わらない。
自分の体にさえ伝わらない。
人間は肉と水の塊です。
その中身が詰まっていなければ、一切動かない。
その中身が「気」であり、「心」、「気持」。
この心が決まり、その心が体に動く命令を出します。
その時初めて体は動く。
まず気持ちをつくらないと、一切体は動きません。
やろうと心が決めないと体は動かないんです。
白鵬などは、もう追い込みすぎる稽古はあまりしないそうです。
もう体はできているから、気持ちをつくる稽古をするそうです。
心ができれば体はもう動くのです。
まず気持をつくる。
そして自分がやろうと思ったように体を動かせるようにする。
ここまでが、今の少年剣道でやるべき稽古です。
簡単に言えば、大きな声を出して、言われたことをしっかりやる。
ということです。
まだまだここから深ーい世界に入っていきます。
想像すらできない世界で剣道している人たちがいます。
その心の中を覗き見したくて、みんな夢中になっていくのです。
つらくて苦しいのは当たり前、声を出して吹き飛ばす。
攻めて先生よりはでかい声を出しましょう。
頑張りましょう。