小学校時代の友人たちと、グループラインを始めました | 放送作家 西川栄二のブログ

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放送作家でお笑い学校校長の西川栄二のブログ

僕は、どこの事務所にも所属していない

個人事業主の放送作家。

 

だから、放送局の人は基本取引先の人で

(仲良しもいるけどね)

放送作家は、すべてライバル。

 

しかもラジオは1つの番組に

作家が1人しかつかないケースが多いから

「自分が一番」というアピールをし続けなきゃ

いけない…こんな戦いを、もう30年もしている。

我ながらよくやっていると思うし、

いつまで続けるんだ…とも思うわけです。

 

だけどね。

親友からある報告を受けたことをきっかけに、

小学校の同級生でグループラインを作ったのです。

 

日本橋の小さな小学校だから

6年間クラス替えなしの1クラス30人。

しかも日本橋という風土病みたいな土地の(笑)

学校だから、笑っちゃうような、

時には「洒落がきついよな~」と思うような

特殊で濃厚な時間をずっと一緒に過ごしてきた。

 

だからグループラインのやりとりも

いい意味でも悪い意味でも(笑)

みんなの個性が強烈で、

「ああ、こいつ、変わってないなあ」とか

「ああ、この子は、こんな感じだったよね」

と、50年前と何も変わっていないのです。

 

なんかさ、急に自分にホームグラウンドが

出来た感じ。

グループラインのやり取りを見ているだけで、

ちょっと癒されてしまう。

 

僕は、お笑い関係の仕事でずっと生活が

出来てるってことは、

面白い自分を形成してくれた環境や

友人のおかげで今がある…ってことだから

凄くラッキー…と思っていて、

だからこそ、そうしたことに力を貸してくれた

友人たちに恩返しをしようと

60になったことを契機に密かに始めてるんだけど、

恩返しをすべき人も一気に増えた感じなのです。

 

61歳にして、

そんな気分になってるってこと事体が

本当に幸せだと思っています。

尚起、ありがとうね。