昨日は「ツギクル芸人グランプリ」をやってたね | 放送作家 西川栄二のブログ

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昨日はネクストブレイク芸人NO1を決定する

「ツギクル芸人グランプリ2023」を

開催していた。

 

グランプリと銘打っているということは

もちろん1番を決める大会なんだけど、

「今、ライブシーンには

こんなに面白い若手芸人がいますよ。

気にいった子がいたら、どうか

「応援してあげてください」という

品評会のような要素が強い大会。

 

お客さんも、

そしておそらくテレビの前の人たちも

そんな意図を充分に汲み取っていて

「今年は面白い子が多くて、全体的に面白かった」

みたいな書き込みもいろいろ寄せられていた。

 

本当にお笑いを見ている人の

大会によって見方を変える力は凄くって

「M-1グランプリ」は

ネタの完成度NO1決定戦みたいな見方で、

「ザセカンド」は、

ライブで笑いを取れる芸人NO1決定戦みたいな

視点で…とそれぞれアジャストして楽しんでいる感じが

するもんね。

 

そういう意味じゃあ

まだイマイチ見方を定められていないのが

「THE-W」で、

「なんで女芸人のNO1を決めなきゃいけないんだ」

っていう、テレビ局や芸能プロダクション側の

「やる意味」みたいなのは理解できるけど、

視聴者目線の「こういう意図でやってる大会です」

ってコンセプトを、きちんと固めちゃえばいいのに…

と思います。