政治家の減点が、緊急事態宣言に微妙な影を落とす気がします | 放送作家 西川栄二のブログ

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お笑い芸人は、基本「加点法」の仕事。

面白いことをすれば、

どんどん点数が上がっていく。

 

だけど減点されることに慣れていないから、

すぐに写真誌に不倫現場を

撮影されたりする(笑)。

 

一方、政治家は、

よっぽど目立つ仕事をすれば

加点もあるけど、基本「減点法」の仕事。

 

失言をしたり、

常識を逸脱した行動を取ると、

一気に叩かれてしまう。

 

で、緊急事態宣言が

もうすぐ発令されるという。

 

前回の緊急事態宣言に比べて、

拘束力が弱いんじゃないか‥

と言う意見が圧倒的だ。

 

もちろん補償が満足じゃないとか、

いつも突然発令されて

準備する時間が無い‥とか

いろんな理由があるんだろうけど、

最近の様々な政治家の

「大人数での会食」とか

「『マスクをしろ』と言われて、

医療機関の職員に暴言」とか、

「感染後の療養中にパチンコに行った」

とか、こういういくつもの「減点」が

「さすがに今回は、

緊急事態宣言が出ても

おとなしくしないもんね」と言う空気を

生み出している気がする。

 

新型コロナに関しては、

「『正直者はバカを見る』は

政治家の方々が率先してやってくれなきゃ」

‥そんな気分だよね。