白石正輝足立区議の「足立区は滅ぶ」発言は、昔なら格好のネタだったけどね | 放送作家 西川栄二のブログ

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足立区の白石正輝区議が

「LだってGだって法律で守られていると

言う話になれば、

足立区は滅んでしまう」と発言。

辞職を求める声が高まっている。

 

このご時世、放って置けない発言だし、

なによりレズビアンのカップルは

体外受精などの力を借りて

出産もしているしね。

そもそも認識が間違っている。

 

僕は放送作家になり、

ラジオの仕事を始めた頃、

六本木と北千住が

日比谷線で乗り換えなしで

行けることに目を付け、

「六本木の外交官の娘が、

お忍びで北千住に遊びに行き、

帰国の際、

記者から『お嬢様、東京で

一番印象に残った場所は?』と聞かれ、

『北千住』と答える」という

「ローマの休日」のパロディの

ラジオドラマを書いて、

物凄く怒られた記憶がある(笑)。

 

で、今回の「足立区は滅びる」だって

一昔前なら、たけしさんが

「そんなこと言わなくって

足立区なんか滅んじゃうよ」と

きっとネタにしていたはず。

 

今や北千住は「住みたい街」になり、

テレビのコンプライアンスは

1980年頃には想像がつかないほど

厳しくなり、

今や足立区をネタにする芸人も

ほぼ絶滅してしまった。

 

だからこそ納言の薄幸さんの

街をディスるネタは

大目に見てあげて欲しいです。