おはようございます。
寒い朝ですが、太陽が出て気持ちの良い朝です。
さて、日曜は、ウェビナーです。
Webとセミナーの造語ですが、浸透してますでしょうか。
セミナーを視聴するために、アプリで。
コロナ禍の勉強法ですね。
当業界も、このようなスタイルがスタンダードになってきていますね。
移動がない分、とても良いと思います。
歯周病は、いろんな体の疾患と関連している事が世間に知られるようになりました。
それも、地道な研究の成果により、証拠が見つかったという事に尽きます。
歯周病に関連する病気としては、
○糖尿病
○血管に障害が起こる事が多いアテローム性動脈硬化からくる心血管疾患。
○歯周病と肺炎·慢性閉塞性肺疾患
○周産期合併症
○認知症
○関節リウマチ
○慢性腎臓病
最近はガンにも関係していると言われています。
さらに、
新型コロナウイルス感染症 !!
これをすべて書こうと思うと、本が一冊できてしまいます。
今回は、歯周病治療の先端分野である
再生療法についての勉強をします。
当院では、基本的な、初期治療がメインです。
検査をし、歯肉の中にある歯石を取った後に、歯肉へアプローチをし、引き締め歯周ポケットを小さくする治療がほとんどです。
というのも、当院受診される方々の殆どが、歯科治療怖いという方が多いからかなと思います。
再生療法は、その真逆で歯周ポケットを何としてもなくしたいという患者さんに行うべきものだからです。
当院の患者さんからすれば、その治療はとても怖いというだけでなく、なかなかハードルの高い物と感じてしまうという事なのかなと思っています。
ですが、こういう治療もありますという事でしょう。
この治療の最大のメリットは、治療前後はさておき、治療による変化で、セルフケアが比較的楽という事かもしれません。
歯周ポケットの物理的改善は、長期的な歯周サポート療法にても維持されると私は思っていますし、
かみ合わせなどのチェックと両軸ではありますが、それなりの健康維持に役立つていると感じています。
当院は、治療後に定期的な歯周サポート療法を推進しています。
歯のトラブルが、
3つあると注意信号
4つあると赤信号だと思っています。
4つ以上ある方は、治療には、半年はかかるでしょう。
家を構成する柱が、14ほんのあるとしたら、その3本がおかしくなったら家は、どうなるでしょう。
という事です。
その原因が歯周病だったら、どうなるでしょう。
それを真剣に考えるのが歯科です。
3本の柱がなくなると、骨格がズレ、腰や関節、頭痛などに影響が。
かみ合わせが歯周病で変化する怖さを、知るべきでしょう。
早めの治療、検査により、大きな病気の予防に役にたてばと常に思います。
歯周病の早期発見、治療そしてサポート維持により、健康維持のお役に立てればと思います。
新潟市西区小針南台3-6
西原歯科クリニック