こんにちは。蒼乃勇信です。
多くの会社では
評価の時期ですね。
1年間を振り返って
取り組みのプロセスや達成度を
評価していきます。
私も評価者の立場で
面談をさせていただきますが、
何とも言えない気持ちになる
こともあります。
大事なのはポイントを押さえること
会社の評価には、
目線があります。
会社が求めている
ポイントがあるのです。
そのポイントが
押さえられていると
評価は高くなりますが、
そうでなければ
評価ができない…
普段、周りが嫌がる仕事も
率先してやってくれていても、
どれだけ真面目でも
ポイントが押さえられてないと
評価は低くなってしまいます。
「頑張ってくれた」
というだけでは
ダメなのです。
目に見えない部分で
貢献してくれていても
評価に反映させるのは
難しいのです。
しかし、
いい人に限って
そういう人が多い…。
逆に、普段は
手を抜いていても
ポイントを押さえていると
高く評価される。
こうした点を
押さえておくことは
会社員としては
大事なことです。
プロセスを明確にすること
もう一つ大事なのは、
目標とプロセスを
明確にしておくことです。
評価をしている中で
何を取り組んだのかが
分からない人がいます。
もちろん、
日々頑張っています。
しかし、目標に向かうために
具体的に何をしたのかが、
明確ではないのです。
結局、単に「意識した」
で終わってしまう。
例えば、NPSという指標が
あります。
この商品・サービスを
他人にどれだけ推奨できるかを
点数にしたものです。
現在、CSという指標に変わって
多くの企業で採用されています。
このNPSを高めるために
「お客様のニーズを意識した」
だけだと弱いのです。
より具体的に
する必要があります。
私は交通事故の示談交渉を
行う部署にいましたが、
そこであれば、
「お客様への経過の連絡を
◯日ごとに行う」
「初期対応の連絡を
1時間以内に行う」
「NPSが高い担当者の通話を
毎日1件聴いて学ぶ」
あるいは、
「お客様のニーズを深く
理解するために
心理学講座を受講する」
「電話応対について
社外講座で学んでみる」
等も一つの例です。
そして、実践する中で
変化を感じ取ったり、
もし変化なければ
微修正を加えていく、
そういった
取り組みを年間通して
行なっていれば、
プロセスとしては
評価しやすくなります。
また、行動として
具体的なので
成長が早いですし、
成果がでた際も
なぜ成果が出たのか
分かりやすいですね。
今後、後輩や部下を
教育する立場の時も
その経験が役に立ちます。
一番重要なのは〇〇
ただし、
目標とプロセスだけでは
実際に成果がでないことが
よくあります。
それだけで上手くいくなら
皆、成果は出せるはずです。
しかし、実際には
誰しも成果がだせない、
といより
行動が続けられない
のがほとんどです。
これは、
単なる習慣化の問題では
ありません。
一言で言えば
やりたくないのです。
例えば、
「お客様にある商品を
提案する」
という仕事があったとします。
この時、
必ず手が止まるが人がいます。
その場合、
手を止めてしまう何か
があります。
もしかすると、
お客様に商品を勧めること
=搾取すること
というようなイメージが
あるかも知れません。
そして、
お客様から搾取することは
いけないことだから、
手が止まってしまう。
しかし、本来、
商品というのは
お客様により良い状態を
得てもらうためにあります。
だから、提案することは
搾取ではありません。
お客様の得たい状態への
架け橋をつくる行為です。
何となく、
搾取という
イメージを持ってしまい
動けなくなっている、
こういったパターンは
よくあります。
結局はメンタルです。
自分の中の
イメージや基準が
無意識に手を止めてしまう
ということは多いのです。
皆さんも、
来年度の更なる飛躍のために
是非明確な目標やプロセスを
立ててみて下さい。
そして、もしそれが
止まってしまうなら、
自分の中にある何が
止めているのかを探ると
いいのではないでしょうか?
最後まで読んでいただき
ありがとうございました。