こんにちは。aonoです。

 

前回記事では小さい頃の私が

「ドラゴンボール」という漫画に

大きな影響を受けたことを

お話しました。

 

 

この漫画から受けた影響が

学生時代の私を支えた

原動力の一つでもあります。

成長期

今、小学生の我が子を見ながら

羨ましく感じることがあります。

 

 

彼らは日々成長しているということです。

 

 

身体も大きくなり髪の毛も太くなり、

歯も新しい歯に生え変わっています。

 

 

脳も発達段階で、現在進行形で

色んな事ができるようになっている

時期です。

 

 

これからどんなことができる様になる

のか、大きな可能性に満ちています。

 

 

小さい頃のことを思い出すと

自分もそうだったなぁと懐かしくなります。

 

 

鉄棒で逆上がりができた時、自転車に

初めて乗れるようになった時、九九を

覚えた時…

 

 

あの頃は成長していくことばかりで、

衰えるという事を知りませんでした。

 

 

 

そして、ある程度の年齢になると

そういった成長を意図的に起こそう

とするようになりました。

 

 

特に、中学に入った辺りでしょうか。

部活は卓球部でしたが、もっとサーブを

上手く打てるようになるために

毎日帰ってから自宅でピンポン玉を

何十回、何百回と打ってみたりしました。

 

 

また、もっと筋肉をつけて俊敏に動ける

ようになりたいと思い、自宅で筋トレを

加えてやったりしていました。

 

 

勉強でも良い成績を取りたいと思い、

毎日帰宅してから授業の内容を

ノートにひたすら書いて暗記していました。

 

 

または、勉強方法を研究したり、

脳を良くする系の本を読んだりして

能力自体を上げようと努力していました。

高校へ入ると、それがエスカレートします。

 

 

中学で成功したパターンをより磨いて

成果を出そうと頑張りました。

 

 

そして、実際に中学の時以上に、

高校ではいい成績を残すことができる様に

なり、自分の実力の伸びを感じたものです。

 

 

大学では、どちらかというと

自分の苦手分野に挑戦してみました。

 

 

私は物心ついた頃には兄に虐められ、

そのため気の弱い子に育ったものだと

当時は認識していました。

 

 

その「心の弱さ」も努力すれば

自分で改善できるはずだと思ったのです。

 

 

そして、当時格闘技が流行っていた

こともあって、私は空手道部に入部

しました。

 

 

そこでは、もちろん人を突いたり

蹴ったりする技を磨いたわけですが、

それと同時に体育会系の厳しい

上下関係の中で精神的に鍛えられた

と思います。

 

 

また、飲み会では(絶対駄目ですが)

一気飲みをやらされたり、一発芸を

披露させられるという荒療治を受け、

「心の弱さ」

は一定改善され、幅が広がったと

いうことは間違いないと思います。

 

 

 

もともと、大人しい私は民間企業

ではやっていけないと考えていました。

 

 

そして、何となくのイメージで、

「安定している公務員となって

 穏やかな生活を送りたい」

と考えていたのです。

 

 

しかし、大学時代の空手道部での

活動を経て、就職活動を始める頃には

民間企業で勤めることを選択し

現在の会社で働くこととなりました。

 

 

自分の考え方が変わったのですから

まあまあ頑張ったのではないでしょうか。

 

 

ここまで色々と苦しいことも

ありつつ、頑張った分だけ成長を

感じて順調に過ごしてきたとも

言えるかもしれません。

 

 

この頃の私は、

ドラゴンボールの悟空の様に

「修行すればした分だけ

 自分も強くなれる」

と信じていました。

 

 

そして、実際に努力したことは

それなりに結果を得ることができ、

この信念が強化されていきます。

 

 

それは、

「必要な場面で努力ができる」

という意味で当時の私に必要なもの

だったのかも知れません。

 

 

しかし、このことがその後の私の

苦悩の一因となったとも思うのです。