こんにちは。

 

 

趣味のランニングや筋トレが

エスカレートした私は学生時代

よりも良い身体に仕上がり

喜んでいたのですが、

一方で少し困ったことがありました。

 

 

 

今回はそんなお話です。

疲労困憊…それでもやめられない

毎週30キロ以上走って、

筋トレもしていると

とにかく疲れるのです。

 

 

もちろん走った直後は、

達成感や爽快感を感じます。

 

 

その勢いで本を読んだり

どこかへ出かけることも

ありました。

 

 

また、当初は自分が進化

していくのが嬉しくて

疲れすら新鮮に感じていました。

 

 

筋肉痛はもちろん、

膝の痛みや体の重ダルさも

「今週も頑張ったなぁ」

という充実感に繋がりました。

 

 

しかし、これだけの距離を

毎週走っていると少しずつ身体に

疲労が蓄積してきました。

 

 

これは走り方の問題も

あるのかも知れません。

 

 

だんだん足の各部や腰、

背中にも痛みを感じるように

なってきました。

 

 

それに強い眠気とダルさに

襲われるようになります。

 

 

これは走った当日はもちろん

翌週の半ば頃まで続きました。

 

 

毎週月曜日などは疲れで

身体が重くて老人になった様に

身体全体を「よいしょッ」と

持ち上げるようにしなければ

椅子からも立てないあり様です。

 

 

身体もすぐに固まりやすく、

暫くPC作業を続けて

トイレに立とうとすると

身体全身がカチカチになって

いるのが分かりました。

 

 

また、会社で朝缶コーヒーを

飲んでいると吐き気がする様に

なりました。

 

 

そして、次第にその状態が

常態化していくのが分かりました。

 

 

そうなると余計に疲れやすく

なってきたように思います。

 

 

特に運動していなくても

昼過ぎには疲労でへとへとに

なってきます。

 

 

もともと健康のために

走り始めたのに、

これでは何をやってるのか

分かりません。

 

 

しかし、身体がしんどい

だけではありません。

 

 

疲労により眠気とダルさで

仕事に対しても集中力が

低下していました。

 

 

私は1日7時間以上は

睡眠をとっていましたが

眠気がとれません。

 

 

おそらく睡眠の質にも

影響があったのだと思います。

 

 

朝仕事を開始する時点で

疲れており、

やる気も起きないのです。

 

 

そんな状態で電話や相談を

受けると大変でした。

 

 

頭が働かないのです。

 

 

 

「今、頭が働いてない」

と分かっているので、

電話や相談があると焦りを

感じてしまいました。

 

 

そして

「集中しなければ」

とどんどん焦って、

柔軟に考えられなくなります。

 

 

思考が硬いので良い案が

浮かびませんし、交渉でも

切り返す言葉が出てこない

ということもよくありました。

 

 

そんな経験を繰り返すと

電話や相談を受けるのが

怖く感じるようになってきます。

 

 

もちろん自分から人に

話しかけたりするのも

怖いと感じてしまうので、

 

職場内での動きもどんどん

硬直化していきました。

 

 

また、時間も無駄に

してしまいます。

 

 

ランニングと筋トレで

土曜日は3~4時間、

日曜日は1時間半程度

を費やしていました。

 

 

3~4時間と聞けば、

まだまだ時間がありそう

に聞こえると思います。

 

 

しかし、走った後は

ほぼ何もできませんでした。

 

 

走った直後こそ

目が覚めていますが、

帰宅してシャワーを浴びて

食事をとったら

どっと眠気に襲われます。

 

 

すると、読みたかった本も

読むことができません。

 

 

頑張って本やテキストを

開いても眠くて何も頭に

入ってきません。

 

 

勉強したいものがあって

本だけはたくさん買うのですが

どんどん積読になっていきます。

 

 

それでまた、焦りを感じて

しまいました。

 

 

ランニングに行く前は

まだ元気なのですが、

 

午前中にあまり外出すると

疲れて走れなくなるので

家族との外出は極力避けていました。

 

 

もちろん家族からは白い目で

見られることとなります。

 

 

普通であれば、ここで

少し休めば良いと思うでしょう。

 

 

正直、馬鹿じゃないかと

思う人もいると思います。

 

 

実際、私も違和感を

感じていました。

 

 

休日に時々家族と外出

した時などに、

よく周りの人たちを

羨ましいと感じることが

ありました。

 

 

身体がブヨブヨで、

着ている服もダサくて

だらしなくても、

 

友達や家族と楽しそうに

好きなものを食べていたり

好きな場所へ行って

楽しんでいるのです。

 

 

その間も自分は、

「この後○時に帰って

 走りに行って、

 その後あれをやって…」

等と考えています。

 

 

段々と、自分が何のために

こんなに運動しているのか

分からなくなってきました。

 

 

そして、あることを

きっかけに

そんな自分の違和感に気づき

運動量を減らしたいと

思うようになったのです。